中国残留孤児

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最近、ブログさぼりがちなんだけど、先月末にこの中国残留孤児のニュースがあったと記憶してる。
僕は、北朝鮮に拉致された件も度々書いてるんだけど、
この中国残留孤児という件は、これまで書けずにいた。
同じ日本人として、こういう問題をちゃんと一度書いときたいです。

この中国残留孤児が日本に始めて帰国して親兄弟親族を探すニュースをずっと前に見て
僕は当時ものすんごい衝撃を受けたのを記憶している。
で、母親にどういう事か聞いたんだけど、これがまた泣ける話でね。

当時は、こういう政治問題にあんまり興味がなかったのもあってその後ご無沙汰だったんだけど
ワイルドスワンっていう本を読み、さらに山崎豊子先生の大地の子って本を読んで
僕は、この中国残留孤児っていう昔見たニュースを思い出した訳です。

これはもう今時の若い子には絶対に読ませるべき本だと思います。
歴史的経緯がわからない若い子には、まずワイルドスワンを読んでもらえば
毛沢東文化大革命がどういうもので、走資派とかそういう意味もきちんとわかってもらえると思う。
その上で、大地の子を読んでもらえば、とってもわかりやすいと思います。

この大地の子は、NHKもドラマでやってた記憶があるけど、マジに感動しるいい作品だったと思う。
昨月末から今日までの間に、僕はこの2小説を読み返してみました。
ほんとに中国って国を語る上でもこの2冊は外せないですしね。

で、ここからが本題なんだけど、このニュースは裁判の判決でありました。
中国残留孤児の皆さんが、結果として残念な判決だった訳なんですけど
阿部総理は、政治的配慮をしてくれるような発言をしてました。

僕は、日本国として、最大限できる事はしてあげるべきだと思います。
大地の子の中にも出てきますけど、日本は国家として実に冷たい仕打ちをしてきてしまった。
文中に、3度も国に見捨てられたという表現が出てきます。
こういう時代だからこそ、国家というものは誰の為にあるのか?という事だと思います。

国に見捨てられるなんて事は、これからは決して起こしていけないと思う。
日本国民なんだから、日本国はちゃんとしないといけない。



ウイキに中国残留孤児に関して簡単に書いてあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E6%AE%8B%E7%95%99%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA