病気腎移植問題
心臓移植だけ書いてるのもなんだから、移植という枠組みの中で
ちょっと書いときたいなって思います。
この病気の腎臓を移植しるのが果たして倫理的のみならず、いろんな観点から考えてどうか？
という根本からの大きな問題を考える時に、正直僕は、わからないです。
日本移植学会ってこの総本山の見解では、とても容認は出来ないという事になってます。
それは、まあ常識で考えればご尤もな話で、これに異議を唱えるのはどうかと思います。
しかしながら、テレビで腎臓の透析を長年受けてきた人のインタビューを見たときに
例え病気の腎臓でも（腎臓癌のでも）透析しるよりは、移植してほしい、例え癌ですぐ死んでもいい
なんて受け答えをしている映像を見たときに、僕はなんとも言いようがない気持ちになりますた。
この透析のつらさってのが、僕にはいまいちわからないからだろうけど、
週に何回か病院に通って透析を受けるというのは、それはとてもしんどい事だと思う。
実際にやってみた事ないし、周りにも透析をしている人がいないから話もきけない。
しかしながら、毎日利尿剤を飲んでトイレに何度も行ったりしる大変さをより厳しくしたものと思うと
これは、僕が透析患者ならやっぱり病気の腎臓でもなんでもいいから移植を望むのかもと思う。
でも、倫理的に考えると、病気の腎臓を移植しるってのは、どう考えてもやっぱりおかしい。
これは、移植学会もそういってるし、誰がどう考えてもそういう結論しか出ないものだと思う。
学会の判断の通りに、絶対に病気の腎臓を移植してはいけませんってなるのは、どうだろう？
なんでも学会の取り決めってのは絶対なんだろうか？
ここにこの問題の難しさがあるように思うんだけどな～。。。
素人考えだけど、不妊治療だったかで、着床前診断とかが学会の判断ではだめぽだけど
患者さんの置かれる状況を考えて、学会にそむいてまでそういう事した医師のニュースがあった。
僕は、これは学会の判断より、やった医師を支持したい気持ちを当時持ったんだけど
似ているのか似てないのかは、よくわかんないけど、こういう一面を考えるとね、仕方ない気にもなる。
じゃあ患者さんが、たとえ病気の腎臓としってても移植を望めばそれでいいのかと聞かれると
正直返事に困るのも事実なんだな。。。
倫理的には、絶対によくない！けど、患者が希望してる！
どうしればいいのか？
心臓みたいに一個しかないのと違って生体間移植とかいう方法もあるし選択肢はおおいけど
現行の法体系とか、実際の移植数とかいう現実を考えると、結論でないんだな。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070303it13.htm
病気腎摘出６件、適切または妥当…宇和島徳洲会調査委
この病院の医師の問題で、こういう記事を書いてるわけだけど
僕なりにもうしばらくいろいろ考えてまた書きたいって思います。
臓器移植という、誰でもいつ現実になるかもしれん問題だけに
一人でも多くの人がちゃんと考えてくれたらいいな～と思います。
