ライス長官のアジア外交を痛烈批判…米・前国務副長官
しまった、さっき書いた
中国、国防予算14.7%増、4兆円超
http://blogs.yahoo.co.jp/toranosuke4you/28650500.html
の続きというか、補足な記事ね。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060304id23.htm
ライス長官のアジア外交を痛烈批判…米・前国務副長官
【シドニー=樋口郁子】米国のアーミテージ前国務副長官は4日付の豪紙「オーストラリアン」とのインタビューで、ライス米国務長官が東南アジアやオーストラリアを軽視する「重大な過ち」を犯しているとし、同長官のアジア外交を痛烈に批判した。
アーミテージ氏は、ライス長官が2005年7月の東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラムに欠席したことを「大失敗」と断じた。
また、今年1月のインドネシアと豪州訪問をシャロン・イスラエル首相の病状悪化を理由に直前にキャンセルしたことや、駐豪米大使が1年以上も空席のままになっていることをやり玉にあげ、「私がまだ現役のときにこのようなことが起きたら、(怒りで)気を失うところだ」と話した。
ライス長官は今月10日から南米、アジア歴訪に出発し、豪州では麻生外相、ダウナー豪外相らと3か国による初の戦略対話を行う予定。
アーミテージ前副長官は「今度こそ実現するよう望む。世界の中心はアジアに移りつつあり、この地域について深い議論をする時だ」と苦言を呈した。
(2006年3月4日20時44分 読売新聞)
>このアーミテージというアメリカの元国務副長官な人だけど、はっきり言えば戦争屋さんである。
それはこの人のキャリアをみれば一目瞭然としてる。
いちおうウィキペディアにあるから転載さしてもらうと
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B8
リチャード・アーミテージ (Richard Lee Armitage, 1945年4月26日 - ) は、アメリカ合衆国の政治家・軍人。マサチューセッツ州ボストン生まれ。
1967年アナポリス海軍兵学校を卒業後、ベトナム戦争に従軍。1973年に退役後は、国防総省情報局員、上院議員秘書などを経て1983年から1989年までレーガン政権の国防次官補を務めた。現ブッシュ政権下では2004年11月まで国務副長官を務める。
国防戦略の専門家、共和党穏健派の重鎮として知られ、コリン・パウエル国務長官(当時)とともに国務省内で絶大な信頼を置かれるとされる。また、知日派として知られ、日米間の安定的な安全保障の確立に貢献してきたほか、日本の政治家との繋がりも強い。一方で共和党強硬派(ネオコン)とは一線を画し、核武装など大幅な日本の軍事的拡大には否定的とされる。
日本や東アジア全般の安全保障に関する発言が常に注目を集める。イラク戦争直後には日本の役割を野球にたとえて「ブーツ・オン・ザ・グラウンド」と発言し、またイラクへの自衛隊派遣を求めて「ショウ・ザ・フラッグ」と発言したことで有名になった。また、2004年7月には日本国憲法第9条を日米同盟の障害とする主旨の発言をして話題となった。
ローラ夫人との間に3男1女。学生時代からの趣味はアメフトとウェイト・リフティング。
で、この人の書いた有名なレポート(超長いから)
http://www.sys-tems.co.jp/nexus/attntion/arm_0010.htm
>このレポートはものすんごくアメリカのネオコンな人の言い分がよくわかる(笑)
で、このアーミテージ氏が、現役国務長官のライス氏に対してなんでこんな怒ってるか!だな。
アメリカの同盟国の中でも、イギリスとオーストラリアは別格の扱いがある。
日本も最近はこのレベルにだいぶんちかくなったけど、この2国が別格なのは間違いない。
これも、軍人の習性というか、まあ中国の将軍もそうだけど(景気いい発言するのね)
戦争戦略を考えると、オーストラリアは絶対に守らないといけない国になる。
もちろん、対中国という枠組みの中でそういうことになるからだな。
同盟国として、オーストラリアを不機嫌にさせてはいけないということだ。
さらに、東南アジア諸国連合(ASEAN)の事までいってるのは
フィリピンの政情不安とかに関しても不満だからだろう。
中国包囲網を作るうえで、ブッシュ大統領がインドに核やら戦闘機で譲歩してるんだから
国務長官はちゃんと東南アジア諸国連合(ASEAN)に気をつかえということだろう。
実際問題として、中東に行ってるしで忙しいんだろうけど
これは、ある種のメッセージに僕は感じるな。
中東(イラク)に関して、楽観的というアメリカ政府の見方を考えると
対中国戦略は、そろそろ強硬な出方になっていくように思う。
まず、経済的なことからいくだろうから(これはアメリカの得意技)
人民元の切り上げ問題は結構な圧力をかけると思えるな。
知的財産権とかも、だんだん見過ごさなくなるし、北朝鮮問題も強硬な態度になりそうかな。
冷戦構造を中国との間につくる事が最終的な目標にも思える。
アメリカも怒ったら、中国より怖いから先行き不安だな~。
ま、順調にいくと、次はチェイニー副大統領あたりがなんか言い出しそうな予感がしる。
日本にも、オハイオ級の原潜と弾道弾ほしいな。
こっそり内緒でアメリカが売ってくれたらいいのにと思えるくらいだな(笑)
中国、国防予算14.7%増、4兆円超
http://blogs.yahoo.co.jp/toranosuke4you/28650500.html
の続きというか、補足な記事ね。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060304id23.htm
ライス長官のアジア外交を痛烈批判…米・前国務副長官
【シドニー=樋口郁子】米国のアーミテージ前国務副長官は4日付の豪紙「オーストラリアン」とのインタビューで、ライス米国務長官が東南アジアやオーストラリアを軽視する「重大な過ち」を犯しているとし、同長官のアジア外交を痛烈に批判した。
アーミテージ氏は、ライス長官が2005年7月の東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラムに欠席したことを「大失敗」と断じた。
また、今年1月のインドネシアと豪州訪問をシャロン・イスラエル首相の病状悪化を理由に直前にキャンセルしたことや、駐豪米大使が1年以上も空席のままになっていることをやり玉にあげ、「私がまだ現役のときにこのようなことが起きたら、(怒りで)気を失うところだ」と話した。
ライス長官は今月10日から南米、アジア歴訪に出発し、豪州では麻生外相、ダウナー豪外相らと3か国による初の戦略対話を行う予定。
アーミテージ前副長官は「今度こそ実現するよう望む。世界の中心はアジアに移りつつあり、この地域について深い議論をする時だ」と苦言を呈した。
(2006年3月4日20時44分 読売新聞)
>このアーミテージというアメリカの元国務副長官な人だけど、はっきり言えば戦争屋さんである。
それはこの人のキャリアをみれば一目瞭然としてる。
いちおうウィキペディアにあるから転載さしてもらうと
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B8
リチャード・アーミテージ (Richard Lee Armitage, 1945年4月26日 - ) は、アメリカ合衆国の政治家・軍人。マサチューセッツ州ボストン生まれ。
1967年アナポリス海軍兵学校を卒業後、ベトナム戦争に従軍。1973年に退役後は、国防総省情報局員、上院議員秘書などを経て1983年から1989年までレーガン政権の国防次官補を務めた。現ブッシュ政権下では2004年11月まで国務副長官を務める。
国防戦略の専門家、共和党穏健派の重鎮として知られ、コリン・パウエル国務長官(当時)とともに国務省内で絶大な信頼を置かれるとされる。また、知日派として知られ、日米間の安定的な安全保障の確立に貢献してきたほか、日本の政治家との繋がりも強い。一方で共和党強硬派(ネオコン)とは一線を画し、核武装など大幅な日本の軍事的拡大には否定的とされる。
日本や東アジア全般の安全保障に関する発言が常に注目を集める。イラク戦争直後には日本の役割を野球にたとえて「ブーツ・オン・ザ・グラウンド」と発言し、またイラクへの自衛隊派遣を求めて「ショウ・ザ・フラッグ」と発言したことで有名になった。また、2004年7月には日本国憲法第9条を日米同盟の障害とする主旨の発言をして話題となった。
ローラ夫人との間に3男1女。学生時代からの趣味はアメフトとウェイト・リフティング。
で、この人の書いた有名なレポート(超長いから)
http://www.sys-tems.co.jp/nexus/attntion/arm_0010.htm
>このレポートはものすんごくアメリカのネオコンな人の言い分がよくわかる(笑)
で、このアーミテージ氏が、現役国務長官のライス氏に対してなんでこんな怒ってるか!だな。
アメリカの同盟国の中でも、イギリスとオーストラリアは別格の扱いがある。
日本も最近はこのレベルにだいぶんちかくなったけど、この2国が別格なのは間違いない。
これも、軍人の習性というか、まあ中国の将軍もそうだけど(景気いい発言するのね)
戦争戦略を考えると、オーストラリアは絶対に守らないといけない国になる。
もちろん、対中国という枠組みの中でそういうことになるからだな。
同盟国として、オーストラリアを不機嫌にさせてはいけないということだ。
さらに、東南アジア諸国連合(ASEAN)の事までいってるのは
フィリピンの政情不安とかに関しても不満だからだろう。
中国包囲網を作るうえで、ブッシュ大統領がインドに核やら戦闘機で譲歩してるんだから
国務長官はちゃんと東南アジア諸国連合(ASEAN)に気をつかえということだろう。
実際問題として、中東に行ってるしで忙しいんだろうけど
これは、ある種のメッセージに僕は感じるな。
中東(イラク)に関して、楽観的というアメリカ政府の見方を考えると
対中国戦略は、そろそろ強硬な出方になっていくように思う。
まず、経済的なことからいくだろうから(これはアメリカの得意技)
人民元の切り上げ問題は結構な圧力をかけると思えるな。
知的財産権とかも、だんだん見過ごさなくなるし、北朝鮮問題も強硬な態度になりそうかな。
冷戦構造を中国との間につくる事が最終的な目標にも思える。
アメリカも怒ったら、中国より怖いから先行き不安だな~。
ま、順調にいくと、次はチェイニー副大統領あたりがなんか言い出しそうな予感がしる。
日本にも、オハイオ級の原潜と弾道弾ほしいな。
こっそり内緒でアメリカが売ってくれたらいいのにと思えるくらいだな(笑)