ドナーとファミリーに感謝する会

もう12時すぎたから昨日の中日新聞の愛知県内版に興味深い記事があったので
せっかくだからご紹介したいと思う。

http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20051114/lcl_____ach_____000.shtml

ドナーとファミリーに感謝する会
20日、名古屋市内のホテルで

 臓器移植を受けた人々と提供者(ドナー)の家族が集まり、近況を報告しながら励まし合う「ドナーとファミリーに感謝する会」が二十日午後二時から、名古屋市内のホテルで開かれる。移植医療の普及啓発や臓器のあっせん事業を行っている日本臓器移植ネットワーク中日本支部が主催する。

 第一部はドナー家族と移植者の代表がそれぞれ体験を語るほか、亡くなった後に臓器を提供したドナーへの感謝を形にするイベントなど、第二部はドナー家族と移植者、同支部スタッフらの懇親会が行われる。

 感謝する会は、これまで移植者とドナー側双方のプライバシーを守るため予告を公に出さず、当日も非公開で行われてきた。しかし、実施を知らず参加できない人々がいたことから、初めて新聞上で告知することを決めた。会場は明らかにせず、申し込みがあった時に個別に知らせる。

 また、臓器移植に対する社会的な関心を呼び起こすため、当日も第一部は新聞を中心に報道機関に公開する。臓器移植法ができて八年になるが、脳死下の臓器提供数は伸び悩み、移植希望患者数との大きな開きは解消されていない。

 参加申し込みは、同支部=電052(453)1409=へ。 (柏崎 智子)


>こういうことが行われてきたという事は、この記事を見て初めて知った。
 なんか法律的に問題あるような気もしないでもないけど
 個人的には、いい事だと思う。

 まあ圧倒的に腎臓とかの皆さんが多いと思うんだけど、それでも理解を得るにはいい機会かな。
 このドナーとファミリーに感謝する会の記事をマスコミ各社はどう書くのか?
 ただこういう事があったという内容なのか?もうちょっと踏み込んだものになるのか?
 そこらへんに興味があるな。地元の中日新聞は僕の家も取ってるから楽しみだ(^o^)

 こういう会というのは以前にどっかのテレビで外国のを見たことがある。
 あんまりよく覚えてないけど、提供した側のご家族が、実は後悔してるヴァージョンと
 提供してよかったヴァージョンの両方だった。

 僕は当時病気でもなんでもなく漠然と見てたんだけど
 なんかとっても複雑な気持ちを抱いたんだな。
 命の尊厳とは?死んでしまったから物として臓器を扱うのか、それとも
 死んでもなお臓器だけでも生きてるからまだ死んでいるという実感がない。

 ほんとに難しい問題だな。ただこういう会を重ねる事によって一つの方向性は出てくるかもしれない。
 それは当事者になって、ホントにこの問題をどう思い、どう考えるのか?
 どうしたらよりよくなるのかとか?
 20日か~。もっと早く知ったなら行きたかったんだけどな~、残念だな。。。