いじめ自殺の中1男子が遺書
まず、これのソースをみてほしいです。
http://www.sankei.co.jp/news/060901/sha134.htm
いじめ自殺の中1男子が遺書 「生きることが嫌に…」
≪切なく、悲しい≫
「生きていくことが嫌(いや)になってきました」。愛媛県今治市の小さな島で先月17日、市立中学1年の男子生徒(12)が、いじめを苦に自殺した。1学年1学級で幼いころから同じ顔ぶれ。学校と家庭がほぼすべての生活。都市と異なる過疎地の濃密な人間関係の中、生徒は小学校時代から続いたいじめから逃げ場を失った。「僕の分まで長生きして、いい職について」。生徒が書き残した遺書は切なく、悲しい。(力武崇樹)
「3年間も続いていて、もうあきれています」
首をつって自殺した後、自宅の勉強机から見つかった「遺言書」には、長期間のいじめのつらさがつづられている。最期の場所に選んだのは、弟たちと野球を楽しんだ広場脇の電柱。夏休み中の登校日の前日だった。
今治市教育委員会の調査では、いじめが始まったのは小学4年。「貧乏」「泥棒」と言葉のいじめが繰り返され、何日か同じ服を着ていると「汚い」と言われたこともあった。いじめていたのは同じグループだった。
遺言書には「その時は悲しい気持ちになります」と書かれていた。
◇
島は周囲約40キロ。「子供を見れば、両親や祖父母の顔まで分かる」と住民らは言う。生徒が通っていた小、中学校はいずれも1学年1学級。一度もクラス替えはなく、計9年間ほとんど同じ顔ぶれで机を並べる。
放課後も、部活動など多くの時間が同じメンバーだ。「狭い地域で一度いじめられると、人間関係が固定されてなかなか抜け出せない」。専門家は指摘する。
母親(37)によると、先祖代々の家が多い中、生徒の家は祖父の代に島の外から引っ越してきた。「私たちも溶け込めていなかったのかも」。自殺にショックを受けている母親は、家庭同士の人間関係にまで思いをめぐらせてしまうこともあるという。
「貧乏」といじめられたことについて母親は「夫の仕事だけでは苦しくて厳しい生活だけど、子供に不自由はさせていなかった」と悔しさを口にした。
◇
自殺の1週間ほど前、生徒は、カラスに突かれていた子猫を家に連れて帰ってきた。
母親は「自分の身の上と重ね合わせて拾ってきたのかも」。優しい性格だったという。
生徒は小学時代、両親にいじめられていることを打ち明けていた。学校でも4~5年の時にいじめに気づき、担任がグループに注意。6年のときには校内で泣いているのが見つかり、担任に「いじめに立ち向かうように頑張る」と話した。
ところが、中学になると両親にもいじめのことは話さなくなった。中学校には、小学校側から「疎外されやすい傾向」と引き継がれていたが、中学校長は「いじめが起きていることにまったく気付いていなかった」。
島に住む40代の男性は「家族同士の関係が崩れると島で生活しづらくなることは、中学生になると子供でも分かる」と、生徒が気を使って口を閉ざしていたとみている。
「いままで育ててくれてありがとう」。遺書は家族への感謝の言葉で結ばれていた。
◇
≪遺書全文≫
最近生きていくことが嫌になってきました。クラスでは「貧乏」や「泥棒」と言う声がたえず響いていて、その時は悲しい気持ちになります。それがもう3年間も続いていて、もうあきれています。それに、毎日おもしろおかしくそいつらは笑っているのです。そう言うことでこの度死ぬことを決意しました。
私が、死んだ後の物は(弟2人の名前)で分けて下さい。机にある小判は私だと思って持っていて下さい。
(弟2人の名前)は僕の分まで長生きして、いい職について下さい。
いつも空から家族を身(原文のまま)守っています。
さようなら
いままで育ててくれてありがとう
母さん父さん
By(生徒の名前)
(09/01 23:14)
>この記事の中の文章にこういう一節がある。
「子供を見れば、両親や祖父母の顔まで分かる」
これは、ここの島民の皆さんは、全員このいじめについて知ってたんではないか?
中学校長は「いじめが起きていることにまったく気付いていなかった」って言ってるけど
これは僕にはちょっと信じがたいものがあるな。
こういう小さい島で、こういう事件が起きた事は、僕には極めてショックだ。
排他的な面があるのはわからんでもないけど、過疎化していく島や村が多いのに
こんな遺書を書いて死なないといけないとは。。。
結果が結果だから言葉もないな。
なんて言っていいかわからないよ。
いじめってのは、どの時代もあるものだしある意味戦争と同じでなくならないんだろうけど
死ななきゃいけないほどのいじめはなくせるはずじゃないかと思えてならない。
なんか、こういうニュースは哀しいよ。
貧乏だからって。。。
http://www.sankei.co.jp/news/060901/sha134.htm
いじめ自殺の中1男子が遺書 「生きることが嫌に…」
≪切なく、悲しい≫
「生きていくことが嫌(いや)になってきました」。愛媛県今治市の小さな島で先月17日、市立中学1年の男子生徒(12)が、いじめを苦に自殺した。1学年1学級で幼いころから同じ顔ぶれ。学校と家庭がほぼすべての生活。都市と異なる過疎地の濃密な人間関係の中、生徒は小学校時代から続いたいじめから逃げ場を失った。「僕の分まで長生きして、いい職について」。生徒が書き残した遺書は切なく、悲しい。(力武崇樹)
「3年間も続いていて、もうあきれています」
首をつって自殺した後、自宅の勉強机から見つかった「遺言書」には、長期間のいじめのつらさがつづられている。最期の場所に選んだのは、弟たちと野球を楽しんだ広場脇の電柱。夏休み中の登校日の前日だった。
今治市教育委員会の調査では、いじめが始まったのは小学4年。「貧乏」「泥棒」と言葉のいじめが繰り返され、何日か同じ服を着ていると「汚い」と言われたこともあった。いじめていたのは同じグループだった。
遺言書には「その時は悲しい気持ちになります」と書かれていた。
◇
島は周囲約40キロ。「子供を見れば、両親や祖父母の顔まで分かる」と住民らは言う。生徒が通っていた小、中学校はいずれも1学年1学級。一度もクラス替えはなく、計9年間ほとんど同じ顔ぶれで机を並べる。
放課後も、部活動など多くの時間が同じメンバーだ。「狭い地域で一度いじめられると、人間関係が固定されてなかなか抜け出せない」。専門家は指摘する。
母親(37)によると、先祖代々の家が多い中、生徒の家は祖父の代に島の外から引っ越してきた。「私たちも溶け込めていなかったのかも」。自殺にショックを受けている母親は、家庭同士の人間関係にまで思いをめぐらせてしまうこともあるという。
「貧乏」といじめられたことについて母親は「夫の仕事だけでは苦しくて厳しい生活だけど、子供に不自由はさせていなかった」と悔しさを口にした。
◇
自殺の1週間ほど前、生徒は、カラスに突かれていた子猫を家に連れて帰ってきた。
母親は「自分の身の上と重ね合わせて拾ってきたのかも」。優しい性格だったという。
生徒は小学時代、両親にいじめられていることを打ち明けていた。学校でも4~5年の時にいじめに気づき、担任がグループに注意。6年のときには校内で泣いているのが見つかり、担任に「いじめに立ち向かうように頑張る」と話した。
ところが、中学になると両親にもいじめのことは話さなくなった。中学校には、小学校側から「疎外されやすい傾向」と引き継がれていたが、中学校長は「いじめが起きていることにまったく気付いていなかった」。
島に住む40代の男性は「家族同士の関係が崩れると島で生活しづらくなることは、中学生になると子供でも分かる」と、生徒が気を使って口を閉ざしていたとみている。
「いままで育ててくれてありがとう」。遺書は家族への感謝の言葉で結ばれていた。
◇
≪遺書全文≫
最近生きていくことが嫌になってきました。クラスでは「貧乏」や「泥棒」と言う声がたえず響いていて、その時は悲しい気持ちになります。それがもう3年間も続いていて、もうあきれています。それに、毎日おもしろおかしくそいつらは笑っているのです。そう言うことでこの度死ぬことを決意しました。
私が、死んだ後の物は(弟2人の名前)で分けて下さい。机にある小判は私だと思って持っていて下さい。
(弟2人の名前)は僕の分まで長生きして、いい職について下さい。
いつも空から家族を身(原文のまま)守っています。
さようなら
いままで育ててくれてありがとう
母さん父さん
By(生徒の名前)
(09/01 23:14)
>この記事の中の文章にこういう一節がある。
「子供を見れば、両親や祖父母の顔まで分かる」
これは、ここの島民の皆さんは、全員このいじめについて知ってたんではないか?
中学校長は「いじめが起きていることにまったく気付いていなかった」って言ってるけど
これは僕にはちょっと信じがたいものがあるな。
こういう小さい島で、こういう事件が起きた事は、僕には極めてショックだ。
排他的な面があるのはわからんでもないけど、過疎化していく島や村が多いのに
こんな遺書を書いて死なないといけないとは。。。
結果が結果だから言葉もないな。
なんて言っていいかわからないよ。
いじめってのは、どの時代もあるものだしある意味戦争と同じでなくならないんだろうけど
死ななきゃいけないほどのいじめはなくせるはずじゃないかと思えてならない。
なんか、こういうニュースは哀しいよ。
貧乏だからって。。。