猶予判決の4日後、「介護殺人」の夫自殺

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060131-00000303-yom-soci
猶予判決の4日後、「介護殺人」の夫自殺

 認知症の妻(当時74歳)を絞殺したとして、25日に殺人罪で懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を受けた名古屋市千種(ちくさ)区北千種、無職梶恒夫・元被告(68)が、拘置所を出所して4日後に飛び降り自殺していたことが31日、わかった。

 愛知県警千種署の調べでは、梶元被告は29日午後7時55分ごろ、自宅の市営住宅前の路上で全身を強く打ち、死亡しているのが見つかった。住宅5階にある自室の玄関前からフェンスを乗り越えて飛び降りたと見られる。自室には、殺害した妻の弟らにあてて「ごめんなさい」と書いた遺書が残されていた。

 梶元被告は、30年以上連れ添い、認知症の症状が現れた妻を一人で介護していたが、回復の見込みがないことに絶望し、昨年7月2日、自宅で妻の首をネクタイで絞めて窒息死させ、自殺しようとしたが死にきれず、同署に自首した。今月25日、名古屋地裁で有罪判決が言い渡され、同日、名古屋拘置所を出所していた。
(読売新聞) - 1月31日13時1分更新


>もうなんといっていいかちょっとわかんないくらいな事件だ。
 これからこの手の事件はどんどん増えると思う。
 
 実際問題として、お金があればそういう施設にいれてなんとかやっていけるのかもだけど
 そうじゃない家庭ではこういう事態になると思う。
 4月から障害者自立支援法が施行になるけど、認知症だけじゃなく
 障害者からみの件も増えるんだろうな。(´・ω・`)ショボーン

 これから少子化が進み、高齢化社会の中でこういう現実を見るとやりきれない思いがある。
 年金問題やら高齢者の医療問題やら考えても状況は悪くなるばかりだ。
 あ~、ほんとこれが日本の現状だな。
 ご冥福を心よりお祈りしたいと思います。