免疫抑制剤不要の新療法、京大えらい♪

これまたすごい新療法が開発されて嬉しく思います。
京大はすごいですね(✪ฺܫ✪ฺ)∩( ・ω・)∩ ばんじゃーい
以前にも、 http://blogs.yahoo.co.jp/toranosuke4you/11284461.html でご紹介してるけど、
京都大探索医療センターの松原弘明・客員教授と王英正・助教授らのチームは、心筋再生のもとになる「幹細胞」を世界で初めて取り出すことに成功した。

ほんと京大はすばらしいな。東大はいったいどうなってるんだろうか?
東大にも頑張ってほしいと思うぞ!他の大学(特に旧帝大)にもがんばってほしい!
この免疫抑制剤を飲まなくてもよくなるというのは、今後の為にもものすんごい事だと思うな♪
病院に行かなくてもよくなるし、このばか高い薬代の件も改善されるからね。

こういう研究というか発想がすばらしいな。
現実的には、脳死移植とかには不向きとあるけど、これはなんらかの手段や方法で改善できるといいな。
待機順で最優先の人のは、準備しとくとかはどうなんだろうか?
後は、先に作っといて保存できたらいいな!とか思うけど、医学的に難しいのかな?

どっちにしろ、今後に期待を持てる研究だし、こういうところに研究費を出してあげてほしいです。
それにしても医療というか、医学の進歩はほんとにすごいな~と思いますた(✪ฺܫ✪ฺ)


http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060412it16.htm?from=top
免疫抑制剤不要の新療法、京大グループが開発

 臓器移植後に起きる拒絶反応を免疫抑制剤を使わずに抑える新しい治療法を、小柴貴明・京都大医学研究科助教授らのグループが開発、ブタでの動物実験を開始したと、12日発表した。

 免疫機能をコントロールする制御性T細胞を活用し、移植臓器を保護する。2008年度の臨床試験開始を目指す。実現すれば、免疫抑制剤の副作用に苦しむ患者にとって朗報となる。

 細菌などから体を守る「免疫システム」は、移植臓器も異物とみなして攻撃するため、拒絶反応が起きる。患者は免疫抑制剤の服用を生涯にわたって強いられる上、免疫機能そのものが低下し、健康な人では問題のない感染症でも重くなる恐れがある。

 小柴助教授らは、同大病院で生体肝移植を受けた患者約1000人のうち、自然に免疫抑制剤の服用が要らなくなった約50人に着目した。

 それぞれの血液を調べた結果、拒絶反応を起こすリンパ球の働きを抑える制御性T細胞が、免疫抑制剤の服用者よりも多いことを発見。移植を受ける患者の血液から同細胞を取り出し、臓器提供者のリンパ球と一緒に培養し、体内に戻した後に移植すれば、拒絶反応は出ないと考えた。

 マウスの実験では、この手法で、最も拒絶反応が激しい皮膚移植に成功した。

 ただ、培養には約2週間かかるため、移植準備に時間をかけられない脳死移植には不向きという。

(2006年4月13日0時1分  読売新聞)