シルミド

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まあそのなんだな。。。DVDをこの前3枚借りたうちの一枚なんだけど
飛び石お盆休みになったので2枚目にこれを観た。
一枚目はこの前書いたシービスケット。で、二枚目はこのシルミド

これの感想を一言でいえば『壮絶だな!』これ以外に出てこん。
はっきりいって理不尽すぎて全然涙も出んかったな。ただすんごく考えさせられる映画だ。
僕はわりと戦争映画は好きでおそらくほとんど観てる。
今まで見た中で一番これに近い印象をうけたのはブラックホークダウンだったけど
これはその10倍はすごいな(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガクガクガク

最初にこういう文面が画面に出てくる。
この作品は実在した『シルミド684部隊』の物語です。
        ~中略~
本作品が、国家のために命を捧げ、
献身された方やその遺族の方々のささやかな慰めになることを願います。

これを念頭に入れて観るんだけどもうあまりのすごさにちょっと驚く。
何がどうすごいかというのはもう書ききれんものがあるな。すくなくても実話に限りなく近い話には
違いないだろうから言いようのない恐怖を覚える。それは同時にまた悲劇ゆえの悲しみもだ。
これ観る以前にシュリ・JSA・二重スパイだったかな?は観てた。あ、ブラザーフッドもみた。これらの韓国戦争シリーズとは一線をかくすな。もうすごい。

正直な所、韓国という国はほんとわからん。まあ何が気にいらんのかわからんけど反日なのは別にいい。
先にあげた映画なんかはどれも素晴らしい映画だと思う。他にも猟奇的な彼女とはいい。
こういう訳わからん女の子は日本じゃお目にかかったことないだけに面白い。
すくなくても映画だけは素晴らしいものをつくりなさるなと思う。
ドラマは冬ソナしかみたことないけど全然ダメだな。これは最初だけいいけどあとはグタグタだし。

で、この映画だけど映画としてみれば素晴らしい作品だと思う。
しかし実話として考えると、僕は韓国はやっぱりちょっとどうかと思うな。
政府のすることはしょせんどこも同じだと思うけどこれはさすがに同意はできん。
一体全体何処まで本音なのか?アカという表現が北を指してこの映画でもブラザーフッドでも出てくるけど韓国の人の本音はどこにあるのか?
祖国統一という問題とアカという存在との関係はどうおもってるのか?
これは日本人には理解しがたいものがある。ほんとわからん。

あらためてこの事件について調べる気にもならない。こういう事は認めたくない気持ちになる。
こういう作戦を実際に立ててそのための人選は死刑囚から選び用がなくなれば抹殺する命令を出す国。
すんごい国だなと思う。これは僕には信じがたい話だ。僕の常識ではありえないな。
でも実在の部隊とある。これは絶対に歴史の表には出せないはずなのに出てるのがすごいな。

まあ戦争とはこういうものなのかもしれない。
徴兵もないこの国で平和の時代に生まれた僕達には決してわからない世界の話だと思う。
日本のひめゆり部隊の例を書くまでもなく、どこの国でも戦争という悲劇はこういうものだろう。
こういう映画ができるだけまだ韓国はある意味立派なのかもしれない。
やっぱり戦争はどこまでいっても戦争だな。すべては『ただの悲劇である』と思う。

冒頭の文にあるように
国家のために命を捧げ献身された方々にちゃんと報いる国にならなくてはいけないと思う。
これはたまたま韓国の映画であり実話から作った映画なんだろうけど
僕等、戦争を知らない世代の人間はこういう事実を語り継いでいかないといけない。

僕たちのおじいちゃんたちも戦争を戦った。それは初めから負ける戦だったけど
日本という国家は信じがたい復興をとげ現在に至る。そして僕達は平和に生きてる。
ほんと感謝しないといけないと心からそう思う。この映画のような悲劇は繰り返してはいけない。
韓国の人もそう思ってくれることを心から願いたいと思う。