『シービスケット』

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こういうのはほんとなら映画館でちゃんと見て書くべきものかもしれないが
正直な所見そこなったというか時間がとれなかった。
映画公開の時期もいつの間にか終わってしまってDVDがレンタル屋さんに並ぶのを待ってた。
まあなかなか借りるチャンスもなかったけど運よく借りてみる事ができた。

本来なら日記の書庫に入れるべきものだけどここはあえて病気の書庫に入れたいと思う。
それはこの映画を見てもらえばわかってもらえるんでないかと思う。

まあ今更ながらなんだけど僕は競馬が大好きである。
自己満足のブログに改めて書くことでもないけど大好き♡
それは馬が好きってこともあるけどよくいうように人馬一体となってということわざがあるくらいだし
人間と心通じ合えるものを感じるから。それは犬や猫でもそうかもだけどなんていうか特別なものを
馬には感じる。馬は涙を流すという。ここになぜかしら心惹かれるから。

で、映画なんだけど
これはじ~~~~~~~~~~~~~んときた!
そうとうじ~~~んときた。ひさしぶりにこういう気持ちになった。
こういう気持ちになるシーンはほんとたくさんある。

一番僕がじ~~~~んと目頭があつくなったのは
主人公の騎手が足を引きずってきてレースに乗るまえにシービスケットがその足をじっと見つめてた時
このワンシーンに深く感銘した。ともすればみのがしがちになるなんでもない一瞬だけど
このワンシーンがグッとくる。シービスケット自身も足を怪我してただけにね。
これは僕があ~だこ~だ言う前にみればわかってもらえると思う。

JRAがこの映画を推薦したのも今となってはほんとよくわかるし
「人が馬を愛すように、馬も人を愛している。」というフレーズはここからとった気がするな。
これこそがJRAの感想のように思える。僕も同じ思いを抱く。

もちろんレースシーンも素晴らしいけどそれよりもさりげなく描かれるシーンの一つ一つに
グッとくる。厩舎の前でレースを見ずに待ってた奥さんがやっぱり自分の子供のような(あえて子供といいたい)二人(騎手とシービスケット)が心配になってあわてて観客席にいくとこ。そして車の上に立って観戦する姿。ウルフ騎手がレースで遅れたシービスケットの闘争心に火をつけるために
わざと自分の馬を下げて並ばせた事。厩務員のおじいさんのあったかさ!

「あの馬にはハートがある。不運にもくじけずへこたれなかった。
       シービスケットは未来へと走る馬だ」

「二度目のチャンスを与えただけだ」
「ちょっと怪我しただけで命あるものをまるごと捨てる事はない」

これらは日本語版に出てくるセリフなんだけど
辛い事や病気なんかでへこたれないでがんばれ!って言われてるような気になる。
まあ自分自身に投影しすぎてるだけな気もしないでもないけど
あきらめたらダメだ!病気という不運に負けちゃいけない。病気になって初めて見えてくるものもある
だからちゃんと受け止めて生きて生きたい。まあ言うのはカッコいいけど
実際はかなり大変。でも、だからこそ頑張っていかないとね♡と思う。
だれも変わってはくれないしちゃんとそれを受け止めてカッコよくいきたい!

僕と同じ病気で頑張ってる人達だけじゃなく、病気にまけそうになった人がもしも身近にいたなら
ぜひこの映画をおすすめしたい。世の中はそんなに甘くないけど勇気は出ると思う。
明日への希望を持ってもらいたいと思う。

当たり前な話だけど動物はしゃべれない。しゃべれないけど目をみて会話できると思う。
気持ちがわかりあえるというのは人間同士だけじゃなく動物もまたわかると思う。
話せないだけにそれはわかりようもないけどステキなことだと思う。
僕は友人が結婚したりするときに決まって次の言葉を送る。
「お互いに感動を分かち合える夫婦になってください」と
今日のこの映画の感動をこれを見てくれた人と分かち合えたらとても嬉しく思います。

写真は僕のかわいいやんちゃ姫♡♡♡♡ この写真は絶対に転載不可!