年収200万以下増 格差拡大

経済大国日本というのはもうこういう状況なわけだけど
こういう中で増税論議が出てくるという訳で、もうそろそろ庶民の我慢も限界に近いと思う。
最近道路を走っていて思うことは、若者が軽自動車に乗ってるのが多いな~と思う。
特定の有名デートコースに行ってもカップルの姿の数は少なくなった。

いろんな人とお話しててもよく聞くようになったのは、無駄な物は買わないようにしてるとか
家電とか車とか壊れるまで大事に使うとか節約な話が多くなったように感じる。
何か買うときでもよく調べて一番安いお店で買うとか、値切るとかね。
現に普通自動車売上台数は減ってる。

それは、もうこういうお給料の人達が増えてきたのが主な理由だと思うけど
最近よく思うのは、これはある種の一揆に近いんじゃないかって事だな。
生活必需品と趣味以外には全くお金を使わないようになってきてるんじゃないかな?
可処分所得が減ってるから当然と言えば当然なんだけどね。

だけど、それを踏まえた上で考えても消費者が賢くなってるように思うんだな。
こうなると企業の販売戦略も変化せざるを得なくなると思う。
いい例が、車だけど残価設定ローンとかね。

これがさらにどうなるかというと、アメリカみたいに返品受け入れ制度になるように思う。
これは日本人にはなじまないかもしれないけど、僕は将来的にはなるように思う。
日本じゃこれをリサイクルショップが受け持ってるけど変化して売った先がやるようになると思う。
こうなるにはまだ何年もかかるだろうけどね。

それにしてもだけど、これじゃ内需拡大なんてやっぱり夢のまた夢だな。
弱者切捨て政策といいもう貧乏人は早く死んだ方が幸せなのかもしれない。
少子化で年金等将来の展望もあやしいんじゃもう日本のかつての繁栄の再現は難しいな~。。。







http://www3.nhk.or.jp/news/2007/09/27/d20070927000137.html
年収200万以下増 格差拡大

国税庁の実態調査によりますと、サラリーマンやパートなど、去年1年間を通して民間企業で働いて給与を受け取った人は4485万人で、前の年よりも9万人、率にして0.2%減りました。1人当たりの平均年収は434万9000円となり、前の年と比べて1万9000円、率にして0.4%減り、9年連続の減少となりました。

年収別に見ますと、200万円以下の人は前の年より42万人増え、1023万人と昭和60年以来21年ぶりに1000万人を超えました。一方、年収が200万円から1000万円の人は減少しましたが、1000万円を超える人は224万人と、前の年より9万5000人増え、給与格差が拡大している状況が明らかになりました。

業種別に見ますと、金融保険・不動産業が563万円と、10年ぶりにトップとなり、農林水産・鉱業は297万円で、9年ぶりに300万円を下回りました。これについて、日本総研の山田久主席研究員は「格差の拡大には非正規の雇用が増えていることが影響している。シニアの嘱託が増えたり、主婦が子育てをしながらパートをできるようになったりしたのはいいが、その一方で中年フリーターのような低所得で働く人が増えている。

気になるのは、比較的若い世代で非正規の雇用が増えていることで、スキルが身につかず、低所得を余儀なくされる人が増えないよう、必要なスキルが身につくような仕組みを作る施策が必要だ。背景にはグローバルな競争が進んでいることがある。企業は低コストの労働者を増やさないと対抗できなくなっていて、放置しておけばこの傾向は今後も続く」と話しています。