自民、歴史的大敗 安倍首相続投表明

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自民は過半数は取れないと思ってたけど、ここまで負けるとは思ってなかったな。
まあその年金、格差、閣僚の発言・お金の問題等で国民の意思表示はされたのかなと思う。
これが民意なんだからここはもう内閣総辞職をしたほうがいいと思う。
阿部総理はまだ若いし今後もあるから今はこの結果を真摯に受け止めた方が将来の為だと思う。


これで株価は下がるのは間違いないだろうし、経済の与える影響は心配だな。
ま、結果は結果として僕も素直に受け止めたいけどこの結果の考察は最後に書くかな(笑)
それでは、自民大敗のソース

http://www.sankei.co.jp/seiji/senkyo/070729/snk028.htm
自民、歴史的大敗 安倍首相、改革へ続投表明

第21回参院選は29日投票され、即日開票された。年金問題などによる逆風で、自民党は勝敗を左右する1人区で民主党や野党系無所属候補に相次いで敗れ、歴史的大敗を喫した。公明党も3年前の前回の獲得議席13を下回り、与党は過半数を大きく割り込んだ。一方、民主党は与党批判票を取り込み、前回の50議席を大幅に上積みし、参院では第1党になる。だが、安倍晋三首相は同日夜、記者団に続投の意向を表明。一方、自民党中川秀直幹事長は30日未明、辞表を提出し、秋の臨時国会前には内閣改造が行われる見通しだ。

 今後、法案は衆院で可決されても、参院では民主が賛成しなければ可決されず、成立がきわめて困難な状況となり、安倍首相は厳しい政権運営を迫られる。首相は同日夜、「われわれの国づくりはスタートしたばかりだ。これからも首相として責任を果たしていく」と表明。中川幹事長は参院選惨敗について「幹事長に責任があるのは間違いない」、青木幹雄参院議員会長も自らの責任について「当然、覚悟している」と述べた。

 今回の改選は選挙区73、比例代表48の計121議席。30日午前0時35分現在、民主は57議席を獲得、自民は35議席にとどまっている。

 選挙区では29の1人区で、自民が群馬、福井、和歌山、山口、大分、鹿児島で議席を獲得。しかし、岡山で自民の片山虎之助参院幹事長が民主新人に、青木氏の地元・島根で自民現職が国民新の新人に敗れた上、徳島、香川、愛媛、高知の四国4県で全敗。このほか、青森、岩手、秋田、山形、栃木、富山、石川、三重、滋賀、奈良、鳥取、長崎、宮崎、沖縄でも民主や野党系無所属候補に敗れ、大きく負け越した。

 18の複数区のうち、2人区のほとんどは自民、民主が議席を分け合った。3人区は千葉で民主が2議席を獲得。民主2人と自民、公明両党候補が対決した埼玉、神奈川、愛知は激戦となり、いずれも公明現職が落選した。公明候補が参院選の選挙区で落選したのは平成元年以来18年ぶり。5人区の東京は、民主2人と自民新人、公明、無所属の候補が当選を決め、自民党現職が落選した。

 比例代表は自民が前回の15議席を下回る見通しで、民主は前回を上回る20議席台を獲得しそうだ。公明は前回の8議席には届かない可能性が強い。共産は前回の4議席、社民も2議席の確保が微妙。新党日本は1議席を獲得した。



(抜粋しますた)引用ここまで




それでは、僕の考察を書きます。
この選挙における自民の大敗は、地方の一人区での大敗と複数区での苦戦と二つの要素があると思う。
まず、地方でこれほど負けた理由の大きな要素に格差の問題は、とても大きかったと思う。
それは低賃金で税負担が重くなり、医療の格差や景気の反映が全くといっていいほどないからだな。
もうこれでは生活できないという気持ちが自民離れに繫がったんではないかな。

複数区では、これは都会だけど派遣やらで大企業だけの繁栄で、住民税の負担増とかで
実質増税でお給料の手取りが減った怒りと、消費税増税への道への抵抗感がつおかったように感じる。
もちろん両方に共通した年金問題での政府の対応といったものは、その最たるものだろうな。
ま、阿部政権への不信任という評価がこの結果になったと僕は思う。

個人的に、この選挙での結果は僕はとっても残念に思ってる。
民意は阿部政権にNOをつきつけたけど、ほんと~にこれがよかったのかは相当に疑問だから。
年金問題っていうのは、この選挙で大きな争点になったけど国民は
ほんと~にこの問題を理解してるかはなはだ疑問に思うからだな。

財源の問題、公務員組織解体に対するその重要な意味の問題。それは天下り特別会計に繫がる。
社会保険庁という組織のダメダメさは、根本的に自治労にあるんだけど
ここは民主の応援団であり、今回もその自治労から立候補した人は民主党からだよ。
年金で腹が立って民主に入れた人は、その本質がわかってるんだろうか?

住民税だって、小泉内閣で決まったんだし今の経済政策はみなほとんどそうだよ。
あ、そういえば年金は民主が主導権をとるとこうなるかもだけどね。

http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070714ddm005010018000c.html
 民主党マニフェスト政権公約)で年金改革について「基礎(最低保障)部分の財源はすべて税とし、高額所得者に対する給付の一部ないし全部を制限する」と明記している。小沢氏は11日の党首討論会で「一体いくらから(制限が)始まるのか」(太田昭宏公明党代表)などと突っ込まれ「年収1200万円超の皆さんには遠慮してもらう。600万円前後からなだらかに(支給額をカットして)いく」と具体額を示した。同党事務局は「現役時代に最も高かった時点の年収」と説明する。

(全文はリンク先で見て下さいね)


ま、僕は長生きしない病気だからいいけど、年収600万以上の人はこれでいいの?
てか、もう選挙終わったから今更だけどね。
ほんと~にこの選挙で選んだ人は、任期6年もあるし今後の政治に多大なる責任があるんだけど
今後の6年間を任せるにたえる人ですか?

もちろん自民公明が負けたことで、消費税増税は当分見送られるといういい事もあるけど
民主が年金財源確保の為に、それを言い出すかもしれないね。
他に財源確保が出来るとはとても思えないしね。
この国の最大の抵抗勢力は、官僚組織だと僕は思ってるんだけど
この選挙結果を一番喜んだのは、公務員のみなさんだとしか思えないな~。。。