Meditation from Mary ~そして僕は途方にくれる~
この曲をBGMがわりに聞きながらよんでくらはいね♪
この曲のお話を脚色っていうのかな?
まあ参考にして書いて見ますた(^o^)
この曲のお話を脚色っていうのかな?
まあ参考にして書いて見ますた(^o^)
私は今日も憂鬱だった。
なぜならどうしてもメアリーの事を考えてしまうからだ。
どうして考えてしまうのか?
なぜならどうしてもメアリーの事を考えてしまうからだ。
どうして考えてしまうのか?
答えは簡単な事である。
そして私を憂鬱にさせるメアリーは今日もまたあの男と出かけたのだ。
私の心の中では、あの男の存在を認めていないにもかかわらず
現実の世界で私はあの男の存在を消せずにいる。
そして私を憂鬱にさせるメアリーは今日もまたあの男と出かけたのだ。
私の心の中では、あの男の存在を認めていないにもかかわらず
現実の世界で私はあの男の存在を消せずにいる。
私の力を発動しれば、あんな男の存在などまるでなかったかのように消せるのだけど
メアリーの悲しむ姿を想像しるだけで、私は気も狂わんばかりになるのが恐ろしいのだ。
そうかといって、このままではどの道、私がいつまで私でいられるのかも疑問だ。
メアリーの悲しむ姿を想像しるだけで、私は気も狂わんばかりになるのが恐ろしいのだ。
そうかといって、このままではどの道、私がいつまで私でいられるのかも疑問だ。
もうこの思いを打ち明ける時だと決断しかけた時に、
なんとあの男は、実にあっけなくこの世から消えてしまった。
そう、人の人生などしょせんははかないものなのだ。
なんとあの男は、実にあっけなくこの世から消えてしまった。
そう、人の人生などしょせんははかないものなのだ。
私は、メアリーが悲嘆にくれているのではないかと心配になって
メアリーのもとへ駆けつけた。
するとメアリーは、全然泣いた風でもなく妙にさばさばとしてこういったのだ。
メアリーのもとへ駆けつけた。
するとメアリーは、全然泣いた風でもなく妙にさばさばとしてこういったのだ。
「わたしね、あの人に騙されてたの」
私は言ってる意味がよくわからなくて
「騙されてたってどういう意味なの?」と聞いてみたんだ。
私は言ってる意味がよくわからなくて
「騙されてたってどういう意味なの?」と聞いてみたんだ。
「彼はね、結婚していたのよ」
メアリーは寂しそうにそう粒やいたのだ。
「け・けっこん!して・・・・た・・の?」
私は驚いてそう思わず言ってしまった。
メアリーは寂しそうにそう粒やいたのだ。
「け・けっこん!して・・・・た・・の?」
私は驚いてそう思わず言ってしまった。
「そうなの、最初は知らなかったの、でも途中でわかったの・・・」
「どうして途中でわかったの?」
「どうして途中でわかったの?」
「それはね、女にはわかるの。どんなに男が上手くやってるつもりでもわかるのよ」
私は、そういうものなのかと思いながらメアリーを見ると
「私のものにならないなら、もういらないって思いかけてたのよ
そしたら、彼ね、ほんとにいなくなっちゃたの」
私は、そういうものなのかと思いながらメアリーを見ると
「私のものにならないなら、もういらないって思いかけてたのよ
そしたら、彼ね、ほんとにいなくなっちゃたの」
「つまりどういう事なの?」
私はメアリーのいう意味が、情けない事によくわからなかった。
「私ね、不思議と思うことが現実になる事がよくあるの」
上目遣いな視線で彼女はそう言った。
私はメアリーのいう意味が、情けない事によくわからなかった。
「私ね、不思議と思うことが現実になる事がよくあるの」
上目遣いな視線で彼女はそう言った。
「え~っと、他にもよくあるって事?」
「ええ、あるわ」
「ええ、あるわ」
「じゃあ今はなにを思ってるの」
「もう私も死んじゃいたいっておもってるの」
「えっ、死んじゃいたいってまたなんでなのさ?」
「だって、もう彼は永遠に私のものにならないじゃない…」
「もう私も死んじゃいたいっておもってるの」
「えっ、死んじゃいたいってまたなんでなのさ?」
「だって、もう彼は永遠に私のものにならないじゃない…」
あ~、メアリーはそれほどまでに彼を愛していたのか?という絶望感と
この千歳一隅のチャンスをのがしてなるものかという卑怯な思いが私の中でこだましたのだ。
この千歳一隅のチャンスをのがしてなるものかという卑怯な思いが私の中でこだましたのだ。
「メアリー、こんな時で悪いと思うんだが、私の話を聞いてくれないか?」
メアリーは不思議そうな顔をして、
「聞くのは構わないけど、もうすぐきっと私死んじゃうから」って寂しそうに言った。
メアリーは不思議そうな顔をして、
「聞くのは構わないけど、もうすぐきっと私死んじゃうから」って寂しそうに言った。
「もうすぐ死んじゃう?」
「ええ、もうすぐ死んじゃうのよ」
「ええ、もうすぐ死んじゃうのよ」
「いや、君を死なせたりは絶対にしない」
「そんな事言っても私はきっとだめだわ」
「どうしてそう思いこんでるんだ、僕が君をきっと幸せにしてみせるよ!」
「そんな事言っても私はきっとだめだわ」
「どうしてそう思いこんでるんだ、僕が君をきっと幸せにしてみせるよ!」
メアリーは、初めて私の秘かな思いに衝撃を受けたようだった。
「どうしてもっと早く言ってくださらなかったの?」
「どうしてもっと早く言ってくださらなかったの?」
「言えなかった、とても言い出せなかったんだ」
もっと早く言えばよかったのだ、だけど私は言えなかった。
「ありがとう、でももう遅いの。。。もう遅すぎたのよ。。。」
もっと早く言えばよかったのだ、だけど私は言えなかった。
「ありがとう、でももう遅いの。。。もう遅すぎたのよ。。。」
「なぜ?なぜもう遅いの?」
寂しそうな顔をして、メアリーは答えた。
「だって、もう死んじゃうから。。。」
寂しそうな顔をして、メアリーは答えた。
「だって、もう死んじゃうから。。。」
「じゃあ今から私と共に幸せになろうと思えばいいじゃないか!」
「もう遅いのよ、ずっと前から思ってないとそうならないの・・・」
「やり直すのに遅いも早いもないよ、そう思った時からやり直せるんだよ!
メアリー、私は君の事を片時も忘れないほど君を愛しているんだよ」
「もう遅いのよ、ずっと前から思ってないとそうならないの・・・」
「やり直すのに遅いも早いもないよ、そう思った時からやり直せるんだよ!
メアリー、私は君の事を片時も忘れないほど君を愛しているんだよ」
「ありがとう、でももう限界みたいなの」
「何を弱気になってるんだメアリー、しっかりしるんだ」
「最後に、私をそんなに愛してくれてる人に看取られるなんて・・・
私の人生けっこう捨てたものでもなかったのね、
嬉しいわ(*^-^*)ありがとう」
「何を弱気になってるんだメアリー、しっかりしるんだ」
「最後に、私をそんなに愛してくれてる人に看取られるなんて・・・
私の人生けっこう捨てたものでもなかったのね、
嬉しいわ(*^-^*)ありがとう」
こんなにも人ははかないものなのか?
こんなにあっけなく死んじゃうものなのか?
お金も名誉も地位もあるこの私に不可能などないはずなのに何故だ?
こんなにあっけなく死んじゃうものなのか?
お金も名誉も地位もあるこの私に不可能などないはずなのに何故だ?
人生って、何が幸せなんだろうか?
肝心なものが手に入らない人生などに意味があるのか?
私はかけがえないものをたくさんたくさんなくして生きてきた。
それが今になってどうだ!?
肝心なものが手に入らない人生などに意味があるのか?
私はかけがえないものをたくさんたくさんなくして生きてきた。
それが今になってどうだ!?
何もかも思い通りにならないからこそ人生なのかもだけど、
私が死ぬ時にありがとうって言えるだろうか?
あ~、こんな事になるくらいならもっと・・・・
私が死ぬ時にありがとうって言えるだろうか?
あ~、こんな事になるくらいならもっと・・・・