臓器移植法施行9年、脳死判定50例目

脳死判定の49例目と50例目があいついでされた。
この手の記事はず~っと書いてるんだけど、
今回はソースをできるだけご紹介したいと思う。


http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20061028i112.htm
臓器移植法施行9年、脳死判定50例目…川崎で実施

神奈川県川崎市の病院で28日、臓器移植法に基づく脳死判定が行われた。1997年10月の臓器移植法施行以来、脳死判定はこれで50例になった。

 また脳死移植は49例となる。現在の移植法は臓器提供に厳しい条件を課しており、移植を希望する患者数と提供数の落差は埋まらない。現行法の運用見直しも重ねてきたが、患者団体などは抜本的な解決には、法改正が必要だとしており、今国会での改正法案の審議入りが注目される。

 日本臓器移植ネットワークによると、50例目の脳死判定は、川崎市中原区の関東労災病院に入院中だった50代の男性に実施。心臓、肝臓、膵臓、腎臓が4人に移植される。一方、福島県いわき市の同市立総合磐城共立病院の49例目の脳死判定では、小腸移植を医学的理由で断念した。
(2006年10月29日1時25分 読売新聞)


http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20061028i302.htm
福島の病院で30代男性に脳死判定…49例目
 福島県いわき市の市立総合磐城共立病院で27日、重症頭部外傷で入院していた30代男性が脳死と判定された。

 臓器移植法に基づく脳死判定は49例目で、脳死移植が行われると、48例目。

 提供される心臓は大阪大学病院で50代男性、肺は福岡大学病院で30代男性、肝臓は名古屋大学病院で40代男性に、それぞれ移植される予定。膵臓(すいぞう)と片方の腎臓は九州大学病院で40代女性、もう一つの腎臓は福島県立医科大学病院で50代男性、小腸は東北大学病院で20代男性に、それぞれ移植される見込み。
(2006年10月28日10時25分 読売新聞)


http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20061029ik21.htm
国内48例目の脳死移植終了
 福島県いわき市立総合磐城共立病院で行われた国内49例目の脳死判定に基づき、5病院で実施された脳死臓器移植手術は29日、全病院で終了した。
 脳死移植は今回で48例目。
(2006年10月29日22時38分 読売新聞)


http://www.sankei.co.jp/news/061029/sha009.htm
48、49例目の脳死移植実施 循環器病センターなどで

 関東労災病院川崎市)で臓器移植法に基づく国内50例目の脳死と判定された50代男性からの、49例目となる脳死臓器移植が29日、各地の病院で実施された。

 心臓移植は国立循環器病センター(大阪府吹田市)で拡張型心筋症の50代男性に、肝臓移植は信州大病院(長野県松本市)で原発性胆汁性肝硬変の50代女性に、膵臓(すいぞう)と腎臓の同時移植は大阪大病院で1型糖尿病の40代女性に、もう一方の腎臓は虎の門病院分院(川崎市)で慢性腎不全の60代男性に、それぞれ実施。

 福島県いわき市立総合磐城共立病院で脳死と判定された男性からの48例目の臓器移植も実施された。
(10/29 15:19)


http://www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20061028k0000e040016000c.html
脳死移植:国内48例目、実施へ 福島の30歳代男性から
 いわき市立総合磐城共立病院(福島県)に、重症頭部外傷で入院していた30歳代の男性が27日、臓器移植法に基づいて脳死と判定された。男性は脳死で臓器を提供する意思を示したカードを持っており、家族も提供に同意した。同法に基づく脳死判定は49例目、脳死移植は48例目になる。

 日本臓器移植ネットワークによると、心臓は大阪大病院で50歳代男性に、肺は福岡大病院で30歳代男性に、肝臓は名古屋大病院で40歳代男性に、すい臓と片方の腎臓は九州大病院で40歳代女性に、もう一方の腎臓は福島県医大病院で50歳代男性に、小腸は東北大病院で20歳代男性に、それぞれ移植される見通しだという。

毎日新聞 2006年10月28日 10時31分


http://www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20061029k0000m040043000c.html
臓器移植:50例目の法的脳死判定 臓器提供へ
 関東労災病院川崎市)に脳幹出血で入院中の50代男性が28日、臓器移植法に基づく脳死と判定された。同法に基づく脳死判定は97年の施行以来、50例目、移植は49例目になる。

 日本臓器移植ネットワークによると、心臓は国立循環器病センター、肝臓は信州大病院、すい臓と片方の腎臓は大阪大病院、もう一方の腎臓は虎の門病院分院で移植予定。小腸は血液型が適合する該当者がいなかった。肺は医学的理由で断念された。

 法的脳死判定が50例目になったことについて、同ネットワークは「当初は移植医療自体が社会に知られていなかったが、最近は若い世代からの問い合わせも増え、関心が高まりつつあると感じる。今後も社会に認知してもらえるよう、公平で適正なあっせんに力を注ぎたい」と話している。【大場あい】

毎日新聞 2006年10月28日 19時21分 (最終更新時間 10月28日 22時59分)


人民日報社  (中国)
http://www.people.ne.jp/2006/10/29/jp20061029_64386.html

この↑のリンクは朝日新聞の記事がそのままのってます!さすが朝日ですね~\(◎o◎)/。。。




こんな感じで記事になってるわけだけど、基本的にみんな事務的な内容だな~。
臓器移植法改正案にふれてるのもあるし、問い合わせも増えてきてるというのもあるから
ちょっとはそうなのかなとも思うけど、本音を言えば、全然そんなことはないと思うんだけどね。

9年で脳死判定がやっとこさ50例というのはどうなんだろうと思っちゃうんだな~。。。