シート張り心筋症治療

このニュースは全国紙には載ってなかったような気がしるけどね。。。

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006071200016&genre=G1&area=O10
シート張り心筋症治療
大阪大、患者に応用へ

 拡張型心筋症という心臓病の治療に、患者の足の筋肉細胞から作ったシートを心臓に張り、心筋を再生させて機能の改善を目指す方法を澤芳樹大阪大教授(心臓血管外科)らが開発、患者への応用を始めることを12日までに決めた。大学の倫理委員会で承認を得た。

 シートを使って心機能を改善させる治療は初という。心臓移植が必要な重症の患者を対象に、年内にも治療を始める。2年間で6人の予定。

 澤教授らは、筋肉が傷ついたときに修復する機能がある筋芽細胞に注目した。患者のひざに近い大腿(だいたい)部から約5グラムの筋芽細胞を採取し、特殊な皿で培養して直径数センチのシートにする。これを3枚重ねて約0・3ミリの厚さにし、心臓の表面に張る。

 シートから細胞増殖を促す物質が分泌され、血管が新たにできて、薄くなっていた心臓の壁が厚くなり、心機能が改善するという。(共同通信



ん~、大阪大学えらい♪
ほんと仕組みはよくわかんないけど、重症の人がこれで寝たきり状態からちょっとでも自力で
動けるようになるならほんとに素晴らしい事だと思います。
それにしてもこの病気はいろいろな大学で研究されて可能性を感じるものが多いな~♪

この筋芽細胞ってのが心筋になって血管まで作るなら
素人考えだけど、心筋梗塞とかそういうのにも応用できるんじゃないかな?
この培養してってのがどれくらいの期間が必要なのかによると思うけど
拡張型心筋症だけじゃなくいろんな病気にも効果出てきそうに思う。

これも上手くいくことを期待したいです。