第32回主要国首脳会議(サンクトペテルブルク・サミット)閉幕

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ちょっとブログ書くの連休だったからさぼったけど、サミットが閉幕した。
で、議長総括が出たんだけどまずこのソース

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060717it14.htm?from=top
議長総括で拉致の「早急な解決」要求…サミット閉幕

 【サンクトペテルブルク(ロシア)=田中隆之、黒川茂樹】第32回主要国首脳会議(サンクトペテルブルク・サミット)は17日午後(日本時間17日夜)、北朝鮮拉致問題の「早急な解決」や、ミサイル発射の凍結、核計画の放棄などを要求する議長総括を発表し、閉幕した。

 イスラエルレバノン攻撃が続く中東情勢については、政治的、外交的な解決に向けて、南レバノンに調査団を派遣している国連が中心的な役割を果たすよう求めた。

 議長総括は、北朝鮮のミサイル発射を非難する15日の国連安全保障理事会の対北朝鮮決議を支持したうえ、北朝鮮に対し、ミサイル発射のモラトリアム(凍結)の再確認を求めた。

 また、ミサイル発射が北朝鮮核兵器計画への「我々の深い懸念を強める」として、核兵器・核計画の放棄と6か国協議への即時・無条件復帰を北朝鮮に要求した。

 拉致問題に関しては、「早急な解決を含め、国際社会の他の安全保障および人道上の懸念に対応するよう求める」と明記し、従来より踏み込んだ表現で解決の必要性を訴えた。

 サミットの議長総括が北朝鮮の核、拉致問題を盛り込んだのは4年連続だが、ミサイルを含む3問題を明記したのは初めて。各問題の包括的な解決に向けて、主要8か国(G8)が足並みをそろえた。

 中東情勢に関しては、別の声明を発表し、レバノンイスラムシーア派組織などにテロ行為の中止を要求する一方、イスラエルにも最大限の自制を求めた。

 議長総括は経済分野で、閣僚級協議が難航している世界貿易機関WTO)の新多角的貿易交渉ドーハ・ラウンド)の年内最終合意が不可欠だとし、全加盟国に交渉を促した。農業、非農産品の2分野の大枠合意を8月中旬をめどに実現するため、WTOのラミー事務局長に努力を求めた。

 エネルギー安全保障では、エネルギー市場の透明性向上や省エネ推進などの「サンクトペテルブルク行動計画」に沿ってG8が協調する姿勢を打ち出した。「省エネはエネルギーの生産と同じ」と位置づけ、包括的なエネルギー利用効率化が重要との認識で一致した。原子力発電がエネルギー安保に貢献するとの認識も盛り込んだ。

 世界経済については、「引き続き堅調」と評価しながらも、「高く不安定なエネルギー価格」や「世界的な不均衡及び保護主義の増大」に懸念を示した。

(2006年7月18日1時53分 読売新聞)



このサミットももう32回になるんだな。
個人的にはもうサミットは意義があんまりないようにここ最近は感じている。
参加国がドンドン増えてきたのもあるけど、これ以上増やす意義を感じないな~。

で、日本の総理はずっと影が薄かったんだけどここ最近のサミットではそうでもない。
これは小泉・ブッシュの仲がいいからこういう扱いになるんだけど
国際社会(先進国)において黄色人種の日本は今まで肩身が狭かった。
今回のサミットでも日本の最重要課題の北朝鮮の核・拉致・ミサイルが総括に入ったのはよかった!

ただ、毎度の事ながら中東の問題は相変わらずなんともしようがないし
ほんとに解決に向けての道筋が全く不透明なのが残念でならないと思う。
一時は、ロードマップという中で上手く行きかけたように感じるんだけど
やっぱりこの問題はどないもこないもなりそうにないという事だな。。。

日本の次期総理も次回のサミットで仲良くしてもらえるようになってほしいなと思いますだ♬♫