ブッシュ大統領、横田めぐみさんの母と面会

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昨日、一昨日と横田めぐみさんのお母さんである早紀江さんの手紙を読むシーンが
各局で繰り返し放送された。僕は、このお手紙を読む姿をみて涙した。
それは僕だけでなく、きっと多くの皆さんがそうだったんじゃないかと思う。


そしてついにココまで来たというか、アメリカ大統領にまで面会できるというのは凄いと思う。
小泉総理は憲法9条の件もあるんだろうけど、経済制裁には慎重な姿勢を崩さない。
改正油濁法だったか?で事実上、北朝鮮の船の入港は制限してるけどこれじゃまだまだだ。
警察庁はどうして拉致問題朝鮮総連とかを捜査しないんだろうか?

事実上北朝鮮の資金源となってるパチンコ業界やサラ金業界にもメスを入れるべきだと思う。
これに反対する日本人がいるとは僕には思えないんだな。
警察はなんでパチンコ業界なんかに天下るのか?ほんとにちゃんとしてほしいぞ!
パチンコの換金が違法じゃない理由がさっぱりわかんないよ!

ブッシュ大統領は、イラクの件とか確かにあんまり誉められた大統領じゃないけど、
ほんとこの問題だけはなんとか力になってほしいと心からお願いしたい。
ほんとなら、日本国として助けに行くのが当然なんだけど、情けなく思うな。
何もかもアメリカ頼みなこの国の現状を思うと、ほんとに言葉もないよ。

とにかく一刻でもはやく拉致された全ての人の帰国を、心から願います。



http://www.sankei.co.jp/news/060429/sha005.htm
米大統領、拉致を批判「働き掛け強めたい」 横田さん面会

 【ワシントン=中村将】訪米中の拉致被害者横田めぐみさん=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(70)と弟、拓也さん(37)が28日午前11時(日本時間29日午前0時)から、ブッシュ大統領と面会した。面会で大統領は、「国の指導者が拉致を奨励するのは心がない」と北朝鮮金正日総書記を批判。そのうえで、「(拉致問題解決への)働き掛けを強めたい」と述べた。
 面会は30分間で、加藤良三日本大使が仲介役として同席した。早紀江さんらは北朝鮮側が提供してきた、拉致された直後とみられるめぐみさんの写真や他の拉致被害者の写真、早紀江さんら家族が英文でメッセージをかいた手紙、拉致被害者救出の象徴である「ブルーリボンバッジ」などを大統領に直接手渡し、拉致問題解決への協力を訴えた。

 ブッシュ大統領は神妙な表情で早紀江さんの訴えを聞き、早紀江さんもブッシュ大統領の話をひざの上で手を組んで真剣に耳を傾けた。また、拓也さんは大統領の方に身を傾けて、一言も聞き漏らさないような表情だった。

 面会で大統領は、「最も心を動かされた面会の一つだ。お母さん(早紀江さん)がほしいのは再会だけだ。信じがたいのは、国家として拉致を許したことだ。指導者が拉致を奨励することは心がない」と指摘。

 さらに、被害者家族たちが拉致問題解決に向けさまざまな運動を展開していることに、「人権を尊重しない人に発言するのは勇気のいることだ。お母さんたちの行動を誇りに思う。人権を尊重することを私たちは守る」と語った。

 また、マクレラン米大統領報道官は、早紀江さんらと大統領の面会について「大統領は北朝鮮の人権状況に関心を持っている」と述べた。 

 面会に先立って、早紀江さんはホテルのロビーで、「今年中にはたくさんの拉致被害者、苦しんでいる人が自由になれるようお力添えいただきたいと訴えたい」と語った。拓也さんも「他の被害者の気持ちも含めて、心を通してブッシュ大統領にお伝えしたい」と話した。

 一方、公聴会を主催した国際人権小委員会のスミス委員長(共和党)は、拉致問題を7月にロシアのサンクトペテルブルクで開かれる主要国首脳会議(サミット)の主要議題として提起するよう、ブッシュ大統領に働きかけていく意向を表明した。

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≪横田早紀江さんの手紙全文≫


 横田早紀江さんがブッシュ米大統領にあてた英文の手紙の全文は、次の通り。

 親愛なる大統領閣下

 娘のめぐみは1977年、北朝鮮に拉致されたとき、13歳で、中学校から歩いて帰る途中だった。その後、20年間は、彼女に何が起きたのか分からず、苦悩の時を過ごした。

 後に亡命した北朝鮮工作員からめぐみが拉致されたことを聞いた。工作員は「彼女は、工作船の船底にある小さな暗い部屋に閉じ込められ、(日本から北朝鮮へ)暗い海を渡る間、『お母さん助けて』と叫びながら、部屋の壁をつめでかきむしっていた」と証言した。

 同封したのは、拉致された後、北朝鮮で撮られためぐみの写真。めぐみは、音楽が好きで、元気な女の子だった。でも、この写真では、とても寂しそうで、私は、思わず「めぐみ、あなたはこんなところにいたの。とても怖かったでしょうね。まだ助けてあげられなくてごめんね」と言い、写真をなでた。

 今でも、めぐみとほかの拉致被害者は、北朝鮮で生きているに違いない。子供の失われた年月は、取り返しがつかないが、世界中の国から拉致された被害者を救い、残りの人生を自由の国で過ごさせてあげることはできる。政府から非道な人権侵害を受ける北朝鮮の国民のことも忘れてはならない。

 大統領、私たちがあなたと米国民の助けをどんなにありがたいと感じているか知っていただきたい。


 横田早紀江


(共同)

(04/29 01:45)