ああ小児科医、24時間超す勤務が月に10日も

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つい先日まで、僕の可愛い姪っ子(3歳)も某市民病院に入院してたんだけど
ほんとにこの小児科の医師のお仕事というのは激務すぎると思うんだな。
昨年も、上の姪っ子(8歳)が入院して、交代要員の都合で看病にいくんだけど
そこでも医師、看護師さんらの激務は目にしてた。

実際に子供は、注射一本打つのも難儀だし、親の相手もあるしでそうとうにしんどそうだ。
もう、なんか見てて、あんた(医師)も入院したほうがいいんじゃないか?とさえ思う時もある。
もう小児科の医師になる人は、産婦人科もそうだろうけど、どんどん減ってるらしい。
ますます少子化の時代に拍車がかかるように思うんだな。

産婦人科と小児科はセットである病院が好ましいと思うんだけど
これからは、地域の中核病院ですらそうならなくなっていくように感じる。
ほんとにこれは、憂慮すべき事態になってきたと思うな。
小児科の医師の皆さんに感謝しないとね。

ああ小児科医、24時間超す勤務が月に10日も 
http://www.sankei.co.jp/news/060415/sha095.htm

小児科医の過酷勤務が指摘されている問題で、病院によっては小児科医が24時間以上の連続勤務を1カ月間に10回行っていることが、厚生労働省の緊急調査で分かった。一方で、24時間以上の勤務はまったくなく、夜勤が1カ月間に0.6時間と、配置やローテンションがうまくできている病院もあり、病院や医師によって勤務実態に大きな開きがあった。
 小児科医の勤務実態を把握するため、24時間365日体制で小児患者を受け入れている小児救急医療拠点病院のうち、27病院を対象に調査。昨年11月の小児科医の勤務実態を尋ねた。

 調査の結果、小児科医師数(常勤)は平均10人で、1人あたりの勤務日数は21.5日、勤務時間数は229.3時間だった。

 1カ月間の宿直・夜勤回数は平均4.5回。宿直・夜勤明け後も継続して勤務する率は69%だった。24四時間以上の連続勤務になることも2.4回あり、平均して29.5時間の連続勤務になっていた。

 午後10時までの時間外診療で診る患者数は、医師1人あたり8.1人、午後10時から午前6時までの一晩に診る患者数は平均5.2人だった。

 しかし、病院によっては、勤務日数が26.5日を数えたり、勤務時間数が370時間に達したケースも。24時間以上の連続勤務が10回や、連続36時間勤務というのもあった。

 診療した患者数も、午後10時までの時間外診療で医師1人平均26人、午後10時から午前6時までの一晩に39人を診療していたケースもあった。

 一方で、24時間以上の勤務が一度もない病院や、宿直・夜勤明け後の連続勤務がまったくない病院もあった。

 厚生労働省は「病院や医師によっては、局所的に過大な負担がかかっていることが分かった。質の高い医療を維持するためには、病院の工夫だけでなく、都道府県単位で医師の集約化を進める必要がある」としている。

(04/15 20:46)


写真は、パンダの親子です。