中国秘密刑務所で生きた人から臓器摘出

前回の記事で僕は生きたまま臓器摘出してるんじゃないかという疑念を抱いたわけだけど
ほんとにそうだったという事が、証人の証言によって明らかになった。
もう中国という国家は狂ってるとしか思えないな。
国連人権委員会かなんかしらんけど、もう徹底調査をつおく希望したいと思う。
死刑囚からの臓器移植だの、今回の生きたまま臓器摘出だのは絶対に許せない。

長いけど、全文を引用したいと思います。


http://www.epochtimes.jp/jp/2006/03/html/d89815.html
証人が暴露、中国秘密刑務所で生きた人から臓器摘出


 【大紀元日本3月18日】このほど、米国に脱出した中国人ジャーナリストは、中国瀋陽市蘇家屯地区の大型秘密刑務所で、数千人の法輪功学習者が監禁され、中の多くは中共当局によって殺害され、販売目的で臓器を摘出され、死体は所内の焼却炉で焼かれたことを暴露した。近日、その秘密刑務所が設置されている病院に勤めていた、ある内部関係者は、そこで生きた法輪功学習者から大量に臓器摘出が行なわれたという衝撃的な証言を大紀元の取材で明らかにした。

 証人の女性によると、この秘密刑務所は、遼寧省血栓中西医結合医院(住所:瀋陽市蘇家屯区雪松路49号)の地下に設置されたものであるという。中共政権の公開資料によると、当病院の敷地面積は約2万1千平方メートル、建築面積は約1万8千メートル、1988年12月に設立し、医療設備が整った国家専門病院で、遼寧省中医学院の教育医院でもある。

 証人は現在海外に在住し、同じ病院に勤めていた家族は、法輪功学習者から臓器を摘出する執刀医だった。彼女によると、秘密刑務所は2001年から運営し始め、当初から約6千人以上の法輪功学習者が監禁されていたが、4分の3の人はすでに腎臓、肝臓、角膜などを摘出された後死亡した。現在では約2千人の法輪功学習者が監禁されている。ほとんどの人は逮捕状もなく違法収監され、多くの人は名前や、身分すら判明していない。学習者の多くは、生きたまま強制的に臓器を摘出され、そしてボイラーで改造された院内の焼却炉で焼却処分されるという。

 以下は大紀元記者の取材内容の詳細(問:記者。答:証人)である。

 問:当病院の医療スタッフは全員秘密刑務所の存在を知っていますか?

 答:この病院では極一部の官僚と医者が臓器を摘出する手術に関与しています。ほかのスタッフの中では一部の人は内幕を知っていますが、皆身の安全を心配し、厄介事を引き起こすのを恐れて、堅く口を閉ざしています。非常に信頼されている医者だけが臓器摘出の執刀医に選ばれます。

 問:臓器が摘出された法輪功学習者は生きていましたか、家族は事実を知されましたか?

 答:この秘密刑務所に監禁されている法輪功学習者は大部分瀋陽大北監獄や、馬三家労働教養所とほかの刑務所から転送されてきました。公園や民宅で逮捕された法輪功学習者もいました。彼らは法輪功の修煉を放棄しないため、正式な令状なしで逮捕され、そして、彼らの家族は彼らの状況を知されませんでした。中の多くは、[記録に残る]名前さえありませんでした。また、中共政権内部では法輪功学習者を「殴り殺しても、責任がない」との政策が通達されていますので、法輪功学習者の死亡は刑務所側にとって重要なことではありません。臓器摘出に関与した医療スタッフには、これらの法輪功学習者が殺人やその他の犯罪を起こし、死刑判決を受けた人か、または修練が魔道に入り、瀕死状態になった人等と聞かされています。

 生きたままの人から摘出した臓器は死体から摘出した臓器より遥かに価値があります。多くの法輪功学習者は臓器が摘出されている時まだ息が止まっていませんでした。中には、摘出された後直接焼却炉に入れられて火葬され、すべての痕跡が消された事例もあります。また、臓器を摘出した後、切り口を完全に縫合し直してから、その家族または代理人に火葬するための署名をさせたという例もあります、だれもが臓器が盗まれたことに気づいていませんでした。

 一部の法輪功学習者は、健常者だったが、精神薬物などを注射され、精神状態が異常に陥り、それでも秘密刑務所で迫害を受け続け、最後には臓器を摘出された上火葬されました。

 収監された人は二度と生きたままに出ることがありません。2001年当初から監禁されてきた約6千人のうち、4分の3の人が、すでに心臓や腎臓、角膜、皮膚などを摘出された後、体を焼却処分されました。私の知る限りでは、いまだに約2千人の法輪功学習者が収監されています。中共政権は証拠を隠滅するために、すぐに彼らを殺害するのではと心配しています。

 問:あなたはどうやってこの内幕を知りましたか、ご自身が臓器摘出に関与した医者でしたか?

 答:私は遼寧省血栓中西医結合医院に勤めていました。そこは秘密刑務所の設立場所です。直系親族の中には、臓器の摘出手術に参与した人がいます。このことは私たちの家庭に巨大な苦痛をもたらしました。

 問:あなたが知っているすべての事を語ってもらえますか?

 答:2001年から、遼寧省血栓中西医結合医院で法輪功学習者は監禁され始めました。最初は、病院の裏庭にある一階建ての部屋に収容されていました。後にその部屋が取り壊され、法輪功学習者の姿が消えました。多くの病院スタッフの間では、彼らは病院にある巨大な地下施設に秘密転移されたとの噂が流れていました。

 当時、病院総務課の仕入れ担当は、購入する食材や、手術手袋などの医療備品と日常生活用品の量が急激に増加したと漏らし、関係者が当時の仕入れ規模から試算した結果、少なくとも6千人以上が監禁されているといっていました。

 これらの法輪功学習者は病院の4階建ての入院部や、診療部などの公の施設には収容されていないため、医療関係者は彼らの姿を見かけることはほとんどありません。たまに1階で検査を受ける法輪功学習者を目撃したことはありますが、皆非常に衰弱し、移動ベッドで運ばれていた。あるスタッフは病院の高層部になぜこんなに大量の食材や、医療備品、日常用品などを仕入れるのか、どこにそういう人を監禁しているかと聞きましたが、「あなたたちは自分の本職を全うすればよい、ほかのことに関心を持つ必要がない」と返されました。

 2001年から私の家族は臓器を摘出する手術に参与し始めました。最初家族はこのことを隠していました。病院側は各方面において非常に信頼している医者にこの秘密手術を執刀させました。次第に私は家族が非常に苦しんでいることに気づき始め、その家族は頻繁に悪夢を見るようになり、パニック状態に陥っていました。再三問い詰めた結果、家族は2001年から病院上層部の要求で法輪功学習者から臓器を摘出する手術に参与ししたと告げました。そのときはすでに2003年でした。数年間の間に、このような臓器摘出に関与し続けたため、家族は耐え難い苦しみに見舞われ、精神状態が限界に達し、これ以上この病院に留まりこの罪悪な仕事を続けることが不可能と判断し、逃避するため中国から脱出することにしました。

 家族は私に、「あなたは私の苦しみをわかりません。これらの法輪功学習者はまだ生きていたのです、死人の体から臓器を摘出するならともかく、これらの人たちは生きていたのです」と話しました。

 問:この病院でほかの医者も法輪功学習者から臓器を摘出する手術に参与しましたか?

 答:私が知る限り別の医者も参与しています。このことはすべて極秘に進行しています。参与した多くの医者が別の病院から他の病院から転勤してきた実習医者でした。法輪功学習者の命は政府から保障されず、まったく重視されていないため、彼らの体は実習生の実験台にもされていました。

 この病院の人事異動は非常に頻繁でした。臓器摘出に参与した医者の多くは、耐え難い苦痛に遭い、転勤を要求する人が続出しました。名前を変え、姿をくらました人もいます。証拠隠滅のために殺された人もいるかもしれません、彼らのアイデンティティファイルは病院のファイリングシステムから移され、あるいは、彼らの名前は変わりました。誰も、これらの医者がどこに行ったか、わかりません。

 病院の関係者は皆裏庭が監視地域であり、踏み入れてはならないと了解しています。この話題も避けられています。

 問:その病院に専用の死体焼却炉が設けられ、臓器を摘出された後まだ生きてる人が焼却されるということを聞いていますが。

 答:私たち病院のスタッフはそこを「死体焼却炉」と称していますが、実はは元々はボイラー室でした。付近の農村から貧しい農民を雇い、働かせています。最初に来たときには農民たちは何も持っていませんでしたが、しばらく勤めると、腕時計や、指輪,ネックレスなどを結構貯めました。臓器が摘出され、焼却される法輪功学習者の体から盗ったものだというように病院スタッフの間で言われています。ボイラーに投げ込まれるとき、一部の人はまだ生きていた、と病院のスタッフは言っていました。

 問:臓器摘出手術をする際に麻酔薬を打ちますか?

 答:麻酔薬を打ちます。ただし中国の病院では麻酔薬の供給量が制限されています。病院の規模と入院患者の人数分しか供給されません。この病院では実際公に公表された患者が少ないし、手術の記録も少ないのだが、手術用の関連備品と設備の消耗が非常に多かったのです。麻酔薬の供給量が制限されているので、臓器摘出のような秘密手術は正規な麻酔薬供給を受けられません。そのため法輪功学習者から臓器を摘出する際に、麻酔薬を節約するために投与量が非常に少ないです。しかし、手術中の法輪功学習者は皆生きているのです、彼らがどれだけの苦痛に耐えるかは想像できます。

 問:2001年当初監禁されていた6千人の法輪功学習者が、現在ではまだ生存していますか?

 答:彼らは生きたまま秘密刑務所から出ることがありません。人数はますます少なくなっています。しかし、法輪功学習者から臓器を摘出する罪悪はいまだに継続しているはずです。

 問:摘出した臓器はどこに販売するのですか?中共政権の高層部はこの事実を把握していますか?

 答:主にタイに売り出されます。恐らく別の国にも。今中国では皮膚や、角膜、腎臓移植が必要する患者が非常に多く、多くの人は順番を待っています。腎臓一個は3万ドルから10万ドルの値段で販売され、莫大な利益が生じます。この経済利益を得たのはこの病院高層部と中共医療界の高官だけではありません。これは国家犯罪です、中共の高官から医者、臓器売買のブローカーなどが皆集団関与し、利益を獲得しています。

 問:どうして法輪功学習者が臓器摘出の対象にされたと思いますか?

 答:多くの法輪功学習者が秘密逮捕されたため、家族はまったく彼らの行方を知らない、死んでも遺体を受け取る人がいないからです。

 問:あなたはこの事を暴露する理由はなんですか?このことはあなたに危険をもたらす可能性が高いのですが。

 答:私の知る限り、この秘密刑務所ではいまだに法輪功学習者を監禁しています。このことを国際社会に暴露し、彼らの命を救うことができたらと願っています。また、真相を明かすことによって、少しでも家族の罪を償いたいと思っています。

 私は法輪功学習者ではありませんが、この病院の元スタッフとして、この事を暴露する責任があります。国際社会の力で、まだ生存している法輪功学習者を早く救い出してもらいたいです。社会がこの罪悪な出来事に関心を示し、一刻も早くこの驚くべき犯罪を阻止することを願っています。


(記者・季達)



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