国連総長候補:韓国名乗りΣ(゜□゜(゜□゜*)

これは前から噂されてたんだけど、ちょっと唖然としるな~(゚Д゚)ゴルァ
毎日新聞のが一番親切な書き方だから。

http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20060215k0000m030122000c.html
国連総長候補:韓国名乗り 強気の背景 南北強調

 今年末で任期が切れるアナン国連事務総長の後継レースに、韓国の潘基文(バンギムン)外交通商相(61)が14日、立候補を表明した。ほぼ慣例となっている地域ごとの輪番制に従えば「次はアジア」。潘氏は先に出馬表明したタイやスリランカのライバルに勝るとも劣らぬ有力候補だ。ただ、この輪番制に米国が異議を唱え、アジア出身事務総長の選出は不透明。こじれた日韓関係を背景に、日本政府が潘氏を全面支援できるかどうかも微妙だ。

 「私が国連事務総長に当選したら、北朝鮮核問題の平和的解決に肯定的な役割を果たせる」

 韓国の潘基文・外交通商相は、出馬会見で核問題への影響を聞かれ、自信たっぷりに即答した。韓国政府が潘氏擁立を内定したのは昨年10月。以来4カ月、北朝鮮に数回にわたって出馬の意思を伝えたという。反対はなかった模様だ。

 北朝鮮は01年に韓国が国連総会の議長を務める際にも反対しなかった。潘氏は10日、その経緯も「出馬を考える要因になった」と、韓国人記者団との懇談で語った。南北協調こそ、韓国が5年前から事務総長擁立を視野に入れた背景だった。

 潘氏が候補に浮上したのは昨年9月。事務総長は仏語が必須とされるため、30年ぶりに猛勉強した。記者懇談では、2月初旬の訪仏時に「外相会談の3分の1は仏語でやった」と、努力の成果を披露した。

 一方、個人的な能力はどうあれ、国連事務総長が紛争国から選出された前例はない。北朝鮮との戦争を経て、今も「休戦中」の韓国には、事務総長は困難だという見方が国内にも根強くあった。しかし盧武鉉ノムヒョン)政権は、00年の南北首脳会談後の共存・対話路線を積極的にアピールし、「国連を通じて国際社会での地位と外交力を高めることができる」(外交通商省高官)と判断したという。

 ただ、外交専門家の間では、盧政権の自主外交路線と国連重視が連動すれば、米国離れが加速するとの懸念も出ている。北朝鮮の核問題が深刻化し、米国が強硬策に傾いた場合には、米韓摩擦に直結する可能性もある。【ソウル堀山明子】

 ◇輪番制に米国が異議 レース混とん

 国連事務総長の選出については、安全保障理事会の勧告に基き総会が任命するとの規定があるだけ。だが、これまで7人の事務総長は地域的に偏らないよう交代してきた。これを「輪番制」と見て、次はアジアというのが大半の国連加盟国の共通認識。第3代のウ・タント氏以来、30年以上もアジア出身の事務総長が出ていないからだ。

 ロシアのデニソフ国連大使は9日「伝統に従いアジアから出すのが公平だ」と明言。中国も同様の考えを表明している。

 しかしボルトン国連大使は、こう語った。

 「アジアから2人目が出る前に、中東欧の出身者にもチャンスが与えられるべきだ」

 念頭にあるのは、ポーランドのクワシニエフスキ前大統領という見方が支配的だ。同国はイラク戦争に参戦し、2400人以上を派兵するなど親米ぶりが目立つ。

 国連外交筋は「思い通り動く人物を早く選び、国連の抜本改革を一挙に断行したいというのが米国の本音」と指摘する。

 その狙いからか、ボルトン氏は、現役事務総長の任期切れ直前の12月に決まることが多い後任者を「夏には選出すべき」と主張する。しかも今月初めには、安保理議長として「事務総長の資格基準を決めたい」と安保理各国に提案した。

 もっとも、ボルトン氏は候補者名を明言したわけではない。記者団には「世界中から最高の資質の人物を探すべきだ。その上でアジア人になるなら、それでもいい」とも述べている。韓国の潘基文氏が先月、訪米した際には、潘氏が在米韓国大使館に勤務していた時からのつきあいだと明らかにし、「適任だ」と外交辞令を送った。

 潘氏の他に、タイのスラキアット副首相とスリランカのダナパラ元国連軍縮局長が正式出馬を表明済みだ。また、ラトビアのビケフレイベルガ大統領、東ティモールのホルタ外相、トルコのデルビス前蔵相、ヨルダンのゼイド国連大使らも候補に挙がっている。

 ロシアのデニソフ国連大使は「驚くような人物を含め、現在、すでに16人の名前が取りざたされている」と話す。【ニューヨーク高橋弘司】

 ◇「靖国」でギクシャク 日本、様子見

 「日本側の意見表明を気にするのは韓日関係が良くないからです」

 潘基文氏は14日午後、ソウルの外交通商省で日本記者クラブ訪韓団と会見し、こう述べた。日本の支持は欲しいが小泉純一郎首相の靖国神社参拝や歴史認識問題で日韓関係が冷え込んでいる現状では「多くは望めない」(韓国外交筋)からだ。 潘氏は「麻生太郎外相らと事前に調整しているが、未来志向の観点から日本側に検討してもらいたい」と日本の支持に期待感を表明した。さらに、「事務総長の選出問題と特定の2国間関係は分離して考えるべきだ」と強調する一方で、歴史認識問題をめぐっては「日本は謙虚な姿勢であるべきだ」と従来通りの韓国側の主張を繰り返した。

 日本政府として事務総長に誰を推すかは、国連安保理改革をめぐる思惑も絡む。「しばらくは様子見」(外務省幹部)の構えだ。

 同省内には日韓関係の修復を目指して潘氏を推す意見もある。しかし、韓国は安保理改革をめぐってイタリアなどと「コンセンサス(総意)グループ」を結成し、日本など4カ国グループ(G4)の常任理事国入りに反対した経緯がある。

 潘氏は会見で「安保理改革は最大の関心事。昨年、日本を含むG4の努力はあったが国連内のコンセンサスが得られず、懸案として残っている」と慎重に言葉を選んだが、日本政府内には「韓国から(常任理事国入りで)何も協力を得られなかったのだから潘氏を支持することはできない」(外務省幹部)との恨み節も聞かれる。

 安倍晋三官房長官は同日の記者会見で「次期はアジアから選出されるべきだ」と地域輪番制の維持を強調したものの、「選出にあたっては候補者の能力、経験および国連改革の前進等の観点から総合的に判断したい」と支持候補について明言を避けた。今後の調整は難航が予想される。【山下修毅、ソウル清宮克良】

 ▽ことば(国連事務総長) 国連憲章では「行政職員の長」と定められ、1期5年で2期までという慣行がある。国際平和や安全保障への脅威に際して、安保理に注意を促す権限なども与えられ、紛争調停者としての役割も期待される。歴代の事務総長は例外なく中小国の出身者。国連と国際政治が大国に牛耳られるのを避けようという狙いや、東西冷戦時代は片方の陣営の大国から選出するのが困難だったという事情もある。

毎日新聞 2006年2月14日 23時04分



 >あははは。。。もうさすがというか言葉もないな。
  日本の安全保障理事会常任理事国入りの邪魔してよく言えるな。
  「私が国連事務総長に当選したら、北朝鮮核問題の平和的解決に肯定的な役割を果たせる」
  どこをどう考えると肯定的という役割が果たせるのか?疑問に思えてならないぞ!

  はっきり言って、立候補するのは勝手だけど、当選することはありえないと思うぞ。
  国連事務総長というのは、半ば公然の事実としてアメリカの支持なしでは無理だろうと思う。
  今の北朝鮮・中国との関係で韓国のアメリカに対する態度を見てれば可能性は
  限りなく0%なのは火を見るより明らかではないか(ヽ( ・ω・)/)

  ま、外務省もこれは問答無用で拒否したらいいよ!
  てか、外務大臣

  『寝言は寝て言え(゚Д゚)ゴルァ 』という記者会見してくれるのを期待したいくらいだ(笑)


  まあ、ほんとにいいそうだしで楽しみだな~♪