国産埋め込み型補助人工心臓

こういうニュースを見ると嬉しい気持ちになるな~♪
んじゃ産経新聞のソース

http://www.sankei.co.jp/news/060206/sha085.htm
補助人工心臓の2人退院へ 国産埋め込み型で症状改善

 心臓移植までのつなぎとして、国産の補助人工心臓の埋め込み手術を東京女子医大病院で受けた拡張型心筋症の男性2人の症状が改善、近く退院して在宅療養を始めることになり、同病院で6日、記者会見した。

 血液を循環させるポンプが体外にある体外式補助人工心臓によって心機能が回復した例や、外国製埋め込み型で退院した例はあるが、国産埋め込み型での退院は国内初。

 2人は、昨年5月に手術を受けた群馬県高崎市の渡辺勝行さん(47)と、同7月に受けた千葉県鋸南町の秋山哲太朗さん(29)。黒沢博身教授らによると、いずれも手術直後に心拍出量が改善、手術2カ月後には日常生活が可能なほど回復し、在宅療養に向けたトレーニングを積んできた。血栓感染症、装置のトラブルもなかったという。

 2人は在宅療養しながら心臓提供者が現れるのを待つ。

 装置は東京女子医大や早稲田大、サンメディカル技術研究所(長野県諏訪市)などが開発した「エバハート」。左の肋骨(ろっこつ)の下に埋めた重さ約420グラムのチタン製ポンプに、左心室から血液を引き込み、高速回転する羽根車が1分間に7リットル前後を大動脈に送り出す仕組み。体外のA4パソコンサイズの制御装置から、コードで電気と冷却水を供給する。

 同型の埋め込み手術は、国立循環器病センターでも女性患者(40)が昨年7月に受け、経過は順調という。5月以降、大阪大、埼玉医科大を加えた4施設で患者十数人を対象に臨床試験を行う。

 渡辺さんは会見で「100メートル歩くのもきつかったが、(病気前と)変わらず歩けて素晴らしいと思った。社会復帰が現実になりそうで本当によかった」と笑顔で語った。秋山さんは「ベッドの上が長かったのでありがたい。退院後やりたいことがあるので頑張っていこうと思う」と話した。(共同)

(02/06 22:40)


>この記事には写真とかがないからよくわかんないけど
 体外のA4パソコンサイズの制御装置から、コードで電気と冷却水を供給する。
 ということは、これを常に持ってないといけないという事かな?
 まあそれでも社会復帰できるのならそれに越した事ないけどもうちょっと小さくなるといいな。

 それでも心臓移植までのつなぎという事だから、ここらがアレというか
 移植なしでもどの程度はもつのだろうか?耐久性とかがなんとかなればとても期待できそうだな。
 なにより国産であるというのが嬉しく思うな。
 それにしても手術室の映像でみるあのでっかい器械を埋め込めるのはすごい(・∀・)イイ!!

 こういう選択肢が増えて長生きできるようになってきたのはホントに喜ばしいな。
 この渡辺さんと秋山さんのみならず拡張型心筋症の患者全体にとっても
 未来に期待を持てるいいニュースだと思います。∩( ・ω・)∩ ばんじゃーい