うめちんさんへの私信です。

今日のは私信です。
僕のお気に入りブログの『若の生活』さんの記事から
http://blogs.yahoo.co.jp/hbkmx823/18765934.html

> ←の印からは僕の見解です。あくまで僕の見解という事です。
  見やすいように改行して書きます。



1.軽減されることのない費用負担について
一昨年に支援費制度が施行されて以来、障害福祉サービスを実施する市町村が増え、それまでサービスを利用することができなかった障害児や知的障害者の多くの方が新たにサービスを利用できるようになってきています、

>支援費制度によって利用できなかった障害者が小額負担で利用できるようになって喜ばしい事なのに
 厚生労働省の見通しの甘さによって財源がなくなりましたからもうやめますねという事
 今まで障害児や知的障害者はほんとに谷間(前大臣の言い方)でほったらかしみたいのものだった。

また、障害者自立支援法においては、障害児のサービスについても、障害者の制度と同様、サービスにかかる費用の増大が見込まれる中で、その費用を皆で支え合うという観点から、在宅サービスに関する国等の負担を義務的なものに改めるとともに、利用者の負担について、定率負担と所得に応じた月額負担上限を組み合わせた仕組みに見なおすことになっています。

>自立支援法は基本的に障害者の自己負担を求めている法であるが、障害児は自己負担などできるはずも ない。障害のある子供に所得などあるわけない!だから自動的に親の負担になる。問題は、不可避の障 害をもって生まれた子供と親に自己責任を押し付けているという事だ。もっとわかりやすくひどい言葉
 でいえば、障害者を生んだ親の責任で面倒をそれなりに負担しろという事になる。児童福祉法の観点か
 らしても、こんなものは差別だとしか思えない。どう考えても納得はいかないと思う。

 さらに、負担の件だけど、実質的に障害児を抱えた家庭は共働きできないから所得は少なくなるし
 一般的サラリーマン家庭25~30万収入としても事実上1割以上の負担になる可能性がある。
 これは食費がいくらか?とかバス代いくら?でどうにでもなるくらい現時点でわかんない。
 まして障害年金月9万の人なら2・3万もってかれたら暮らし成り立つ訳ないじゃん。

 大体からして、障害福祉を保険制度にする意味がすでに理解できない。みんなで負担?変じゃん。
 障害者福祉をみんなで負担するなんて世界で日本だけではないのか?
 これは本来なら国家として負担すべき種類のものではないかと思えてならない。
 だれも望んで障害者(児)になったりしないだろう。
 

なお、今回の利用者負担の見なおしでは、食費等の実費負担を原則自己負担としましたが、これは、どこにいても必要となる費用については等しくご負担していただくことにより、在宅の方と、通園でサービスを利用する方との費用面での公平性を図るものです。

>食費はどこにいても必要な費用というのは厳密にいえばそうだけど、かかる費用に差がありすぎる
 事になるんではないか。メニューや量など施設や自宅とは一緒になるはずないじゃんか!
 費用面の公平?ご飯の一食あたりの平均単価はいったいいくらを想定してるんだ?

ただし、所得の低い方(補足1)については、食費人件費相当分を支給し、月22日通園する場合には14300円が5100円になるように通園施設にかかる食費負担を軽減するほか、収入等が一定額以下の方であれば、社会福祉法人減免により月22日通園しても定率負担の月額負担上限額が7500円となります。

>これは14300÷22=650円という事でいいのか?サラリーマンの平均昼食代はいくらだ?
 今ならきっと500円以下だぞ。吉野家とかのなんとか丼いくらかしってるのか?
 で、普通の家庭だとまともにお金とるってことだな。


一方、障害にかかる公費負担医療制度についても、負担の公平化、制度の安定性、持続可能性を確保する観点から、費用を皆で支え合う仕組みへと見なおすとともに、利用者負担については所得の低い方や継続的に相当額の医療費負担が発生する方(補足2)などについては負担の軽減措置を講じ、医療費負担が家計に与える影響に配慮を行うことによって、必要な医療を確保できるものと考えます。

>これは難病を初めとしたものだけど、重症認定じゃないと認められなかったりするし
 障害児なら、自閉症てんかんを認めてない。お薬代だけでものすんごい金額になる。
 特定疾患の階層区分の費用負担も厳しいぞ。おまけに毎年更新しないといけない。
 配慮を行っても行わなくても、必要な医療は必要だろう!意味ないんではないか。


さらに、育成医療については、政府において、医療費を負担することとなる保護者の方には、他の世代に比べて蓄えなどが少ない若い世代が多いことに特に配慮し、中間的な所得層の肩について、一定の負担上限額をもうけ、いきなり負担額が替わることのないようになっています。また、障害児については、適切な障害程度区分認定は行わないようになっています。

>いきなり負担額は今回の法で、変わったちゅうの!それも月収の1割以上になるの!
 どこをどう特に配慮したのか教えてほしい。特にと書く必要を感じないけど。。。
 障害児の区分はコレ自体がおかしくないか?児童福祉法とのカラミはどうなんだ?
 すべての子供は『心身とも健やかに育つようにと定められた』んではないのか?
 すべての子供に障害児は入らないのか?だからこその支援費制度だったのではないか?
 自閉症というものに対する見解はいったいどうなのか?教えてほしいです。


補足1 自立支援法の中で言う「所得が低い人」というのは、生活保護世帯、低所得1、低所得2…の3つです。低所得1には障害者基礎年金2級(月額6万6000円)、低所得2には障害者基礎年金1級(年収100万円ちょっと)の人が入ります。ち~な~み~に「同居している家族」に収入があれば(それが国民年金や厚生年金でも収入とみなされる、働く兄弟姉妹も合算)、まとめて計算されるので、ほとんどの障害者や家族は「所得が低い人」には当たりません。念の為。そうなると、7~8割の世帯は「上限が40200円」となります。
補足2 「継続的に相当額の医療費」については、「疾病が限定」されています。自閉症児の何割かに出現する「てんかん」は見事に外されてます。




>と、項目ごとにいちおう「つっこみ」を入れてみますた。
 これは僕の見解なんで、法律的に正しいとは言いかねますけど、気持ちは代弁してるんではないかと!
 しかし、来年4月からというのにいまだにこんなんでいいのか?
 


 ちなみに、これは見てくださった方におねがいしたいものです。
 厚生労働省は、この法案のパブリックコメントを今求めています。
 
 「障害者自立支援法に係る政省令で定める事項」に関するご意見募集(パブリックコメント
 http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=495050068&OBJCD=&GROUP=

 期限は2005年12月9日までですからどしどし書いて送ってください。

 このパブリックコメントは、どうせ結論ありきな世間に対するポーズですけど
 なにもしないよりはマシですから、全国の皆様のご協力をお願いしたいと思います。