自然災害とその後

どうやらパキスタンで起きた地震で約5万人という途方もない人々がなくなったみたいである。
ここ最近は世界規模で地震津波・台風などの自然災害で
世界中の多くの人々が亡くなっている。

まずもって、心より哀悼の意を表したい。

日本でも、先日の新潟の地震山古志村を始めとして多数の被災者を出した。
宮崎県では台風の影響から河川が氾濫して町が水没した。

で、その後どうなったのかの報道は殆ど見ない。
ローカルニュースではやってるのかもしれないけど、僕の住む地域では見ない。
全国ニュースで宮崎県がその後どうなったのかすらやらない。
なんでだろうか?と不思議なんだな。

新潟のは一年過ぎたけど、いまだ仮設住宅に住んでる方は殆どいるみたいだ。
そして期限が切れれば出て行かないといけないという話である。
でも、いく当てのない世帯がたくさん(約3割だったかな?)いるみたいだ。

国内で災害が起きれば、国はその度合いを判定するらしい。
で、激甚災害にならないとお金が出ないみたいな話をきいた。
しかし、海外で災害が起きれば恐ろしいほどのはやさで政府からお金が出る。
それも破格に近い。別にこれはこれでいいことだからいいんだけど
ここで僕が言いたいのは、国内の被災者に対する事である。
国からはいくらのお金がでてるんだろうか?それはちゃんと足りてるのか?

ほんとにちゃんとしてるんだろうか?
家を失い、仮設住宅の期限も切れたら、其処に住む皆さんはいったいどうなるのか?
この件に関しては誰が担当でどういう今後を描いているのか?
新潟の件も宮崎の件もどうなっているのか?

ここ最近のニュース(自立支援法案・老人健康保険2割負担)なんか見てると
こういう被災者の皆さんのケアはどうなってるのか?も考えてしまう。
当時、ニュースになった温泉組合を初めとして地域経済はどうなのか?とかね。

自然災害は防ぐ事は極めて難しいのは確かであるしその為の対策も必要であると思う。
そういう対策は確かに頑張ってると思うけど
不幸にも防ぐ事の出来なかった災害にあってしまった皆さんには
ほんとに出来る限りの支援をしてるんだろうか?
ものすんごい疑問がある。

もうすぐまた冬が来て、雪が積もるようになるけど大丈夫なのかとね?