ローマ法王とバチカン

まあこのローマ法王という人は世界偉い人ランキングの中でも日本の天皇と並んで世界1・2位の人だと
思う。おそらく3位はエリザベス女王じゃないかなと思うけどこの順位はまあそのどうでもいいな(^o^)

中日新聞の8月23日記事の中にちょっと興味深いのがあったので書いてみることにする。
探したけどリンクがみつからないのが残念だ。いい記事だけにほんと残念(´・ω・`)ショボーン
聖職者養成のための法王庁立グレゴリアン大学の菅原裕二神父(法学部助教授)の解説によると
バチカンは法王が言えば全部が同じ方向を向く組織。いわば絶対権力を握る独裁体制。そして宗教と政治外交が結びついた点に強みがある』とおっしゃられてる。

さらに伊国営ANSA通信で28年間、バチカンを担当してきたフランコ・ピザーノ記者は
『(武力や政治力によらない)道徳的な力だからこそ国や宗教を超えて世界を動かした。
  法王は国連事務総長に匹敵する存在だ』と話してる。

実はバチカンというかこのローマ法王の事はあんまりよくしらなかった。
子供の頃に世界でもっとも小さい国ってことしか習わなかったし興味もなかった。
ちょっと前に法王が変わっていろいろとためになるニュースをみた。
でもってなにが書きたいかだけど、

ある意味これは日本の目指した国の理想に近いんでないか?という事。
ある意味と書いたのはある意味だからであって全てじゃないよ♪
ただ惜しいことにバチカンの一つの武器(といえるかはおいといて)という宗教、これが日本にない。
このカトリックという宗教に変わる物は一体何か?まあそのないんだなこれが。。。
しいていえば天皇陛下だけど皇室外交だけなのがほんと惜しいと思う。

冒頭に書いた世界偉い人ベスト3に入るだけにひじょ~に惜しいと思う。
ヨーロッパなんかは王室がある国が多いし冠婚葬祭以外でも世界平和のお役に立てると思う。
まあ近隣のあの国々は除いてだけど。

あとこの人事の決め方が素晴らしいというかえらい!直接投票で選ぶという点。そして選ばれたら文句いわない点。新法王のもとに同じ方向を向く点。なかなか興味深い制度だと思う。
基本的にカトリックの普及という問題だからかもしれない。前法王は世界を飛び回り相当に世界に貢献したんだけど中国とは国交断絶のままだった。ゆえに中国には行ってない。まあ恐らく今後も相当にむずかしいと思う。てかムリな予感がするな。。。

さっきある意味日本の目指した国と書いたけどそれはアメリカにもあてはまると思える。
武器は軍事力(そのまんまやけど)と経済(ドル)である。バチカンが世界から枢機卿を集めてるのに対して世界から移民を受け入れ世界中での布教にたいしてはCIAが事にあたる。そして大統領は直接選ぶ!
その権力はある意味上記の3人よりすごく事実上の王様である。こうみると似てるなと思う。
ただ惜しい事にこの国には歴史が浅いという事。まあ仕方ないけどこれはコンプレックスだろうな!

問題は日本は世界第2位という経済力がありながら全くといっていいほど世界から軽く見られてるという事である。これはサミットの写真みてもわかる。それはなんでなのか?
これを問いたい!
ものすんごい金額のODAやらを赤字国債だしてまであげてるのにもかかわらず何故?
なぜバチカンローマ法王はものすんごい影響力があるのか?
日本はなにが足りないのか?
国連常任理事国に賛成してくれる国がすくないのは何でなのか?

バチカンの布教は人間が行く!しかしわが国のODAに人は行ってるのか?
たんなるODAという名のバラ撒き(日本企業の金儲けと政治家の利権)なんじゃないのか?
現地の人間や企業はちゃんと潤って感謝してるのか?と思うぞ!
世界中どこに旅行に行っても日本人はいると聞く。だけど何故かしらいい話は聞かない。。。
砂漠化を防ぐために現地に骨をうずめる覚悟で頑張ってる日本人がいる中で
そういう人は感謝されるけど日本が感謝されず世界からサイフ扱いされてる現状はホント哀しい。

戦後60年たった今、日本はこの先どうなるのか?どうしたいのか?
ほんとマジメに考えないといけないんではないかなと思います。
またとってもわかりにくい文章になってしまった_| ̄|○
ほんとセンスなさすぎ。。。(´・ω・`)ショボーン