中国共産党 政治局新常務委員

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今回の人事で今後の中国がどうなるのかはまだよくわからないけど
曽慶紅・国家副主席の扱いがこういう事になったというのは少々驚きを覚えた。
江沢民と胡総書記の権力闘争がどうなるのかに焦点がしぼられてると思うけど
最後にものを言うのは、人民解放軍への影響力だと思うな。
まあ今回は、江沢民が頑張ったという事かもしれないけどね。

で、次期国家主席をにらんだ新人が序列6位・7位の人らしいんだけど
ここからの5年間は、世界からも大変注目されるだろうし権力闘争もあるだろうしで
まだまだ予断を許さないだろうと思う。
毛沢東はまだしも鄧小平という絶対権力者ですら過去には辛い思いをしてるし
中国が超大国として今後も歩めるかどうかはちと疑問を感じてしまう人事だと僕は思う。

世間的には、序列6位の人の方が後継者っぽい報道だけど
僕の直感では7位の人の方が権力闘争等に長けてるように感じるしすごそうに見えるな。
ま、この国の人事は全く読めないしわかんないからあれだけど
日本として今後も中国はよく観察しておかないといけないな~と思います。


胡総書記って人は、正直な感想を言えば、たいした人物にはみえないな~(笑)
これほどの地位に長くいて未だ全権を掌握したとは言いがたいんだからそう思えるな。
江沢民がすごいのかもしらんけど、だからこそ次世代の人達がなおさら不気味に感じてしまう。



http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071022i104.htm
中国・胡政権2期目が始動、常務委に習近平李克強

 【北京=佐伯聡士】中国共産党は22日、前日選出された新中央委員による第17期中央委員会第1回総会(1中総会)を開き、党の最高指導グループである政治局常務委員に、胡錦濤総書記(64)、温家宝首相(65)を含めた計9人を選出し、2期目の胡錦濤体制が始動した。
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 実力者の曽慶紅・国家副主席(68)らが同日、同常務委員を退いたのを受けて、胡総書記ら現指導部に続く「革命第5世代」の習近平上海市党委員会書記(54)と李克強遼寧省党委員会書記(52)が、普通の政治局員を飛び越えて、“2階級特進”で常務委入りした。この結果、胡総書記の指導態勢が一層強化されることになった。

 胡総書記は1中総会閉幕後の記者会見で、党規約に明記された自らの指導思想「科学的発展観」を全面的に貫徹し、「調和社会」の実現に努める方針を打ち出した。今後、強固な政治基盤を背景に、成長至上主義からの転換を進め、所得格差の是正や環境保護、民生問題の対策拡充を図り、調和のとれた持続的な経済発展で総合国力の向上を図る考えだ。

 曽慶紅氏のほか、呉官正・中央規律検査委員会書記(69)、羅幹・中央政法委員会書記(72)が常務委員を退任した。一方、呉官正氏の後任の中央規律検査委員会書記には賀国強・党中央組織部長が選ばれた。
(2007年10月22日13時52分 読売新聞)




常務委員に選出されたメンバーは次のとおり(肩書きは現職、*は新任)

  胡錦濤 (Hu Jintao)国家主席(64)

  呉邦国(Wu Bangguo)全人代常務委員長(66)

  温家宝(Wen Jiabao)首相(65)

  賈慶林(Jia Qing-lin)人民政治協商会議主席(67)

  李長春(Li Changchun)中央精神文明建設指導委員会主任(63)

 *習近平(Xi Jinping)上海市党委書記(54)

 *李克強(Li Keqiang)遼寧省党委書記(52)

 *賀国強(He Guoqiang)組織部長(64)

 *周永康(Zhou Yongkang)公安相(64)