とある会話 続き

続きです
先にこちらをよんでくらはいね(^o^)
http://blogs.yahoo.co.jp/toranosuke4you/46037540.html


   「だいたい少子化問題って、国家百年の計を考える時にものすんごく大事な事だけど
    どうしてこんなありさまなんだろうね?」
   「あんたね~、担当の厚生労働大臣からして、女は産む為の機械なんていう国だよ!」
   「これってね、ほんとにそれほどひどい発言なの?」
   「(゚Д゚)ハァ? 何言ってんの!?これがひどくないって言うの?」

   「機械って例えが不満なの?それとももっと根本的な意味で不満なの?」
   「どっちもよ!(゚Д゚)ゴルァ 」
   「どっちもね~、僕はそこまでひどいとは思えないけどね」
   「つまり、あなたも女は産む機械って思ってるってこと?」
   「機械っていう言い方は失礼だと思ってるけど、意味はそういうことじゃないの!」

   「ほぉ~ん、あんたって男はそういう奴だったんだ!!!」
   「そういう奴だよ、だって実際に女にしか産めないじゃん」
   「世の中にはね~、産みたくてもいろんな事情で産めない人もいるんだよ、わかってる?」
   「そんな事は、じゅうぶんに承知の上だよ」

   「それでも尚そう思うの?おかしいよ!」
   「少子化の責任は産まない女にあるわけ?」
   「どうしてそういう捉え方をしるの?」
   「だって他にどう理解したらいいのよ」

   「僕が言いたいのはね、確かに言い方は問題だけど、もっと産んでほしいのは真理って事だよ」
   「意味がわからんわ」

   「敗戦直後の頃からね、ものすんごくたくさん子供産まれたじゃない、その頃って、
    経済情勢は今よりももっとひどかった。だけど、なんとかなってきたんだよ。
    もう少子化をどこかで食い止める為には、もっと産んでくださいってお願いしるほかはないって    そういう事をね、ただ単に言いたかったんじゃないかって思うんだよ!
    ただ、言い方がとても最悪だったって事なだけじゃないかって思えてならないけど」

   「なに甘ちゃんな事言ってるのよ(゚Д゚)ゴルァ !政治家は言葉が命でしょ!
    女性を馬鹿にしるのもいい加減にしなさいよ!こんな発言は断じて認めるわけにはいかない」
 
   「だから、言い方が悪かったのは、僕もそう思ってるよ、だけどもっと本質的な部分で
    この少子化問題を捉えないと、結局どうにもならないって事を言いたいんだよ」
   「それはそうだけど、こんな言われ方したら、産むのはごめんだわ」

   「これでね、辞任させてもいいよ、けどそこでこの話が終わったら全然意味ないって言ってる」
   「あんたって、ほんと~に脳天気っていうか、お人よしっていうか、馬鹿だよね~」
   「どうして?」
   「経済的にしんどいのに子供なんて産める?どうやって育てるの?格差広がってるんだよ」

   「そう、それだよ!そういう問題こそがこの少子化を語る上で外せない大問題なんだよ」
   「そんな事言われなくったって、誰でもわかってるんだよ!」
   「ニートやフリーター、派遣ってとこから何とかしないとっていう根本を、
    実はわかってるようでわかってないって言ってるんだよ!」
   「わかってるわよ!」

   「いや、わかってないよ」
   「どういう事?」

   「少子化問題はね、年金やら経済成長やら全ての問題の根幹なんだよ!これが全てといってもいい    全てをこの問題にリンクして考えないといけないって言ってるんだよ!
    貴重な国会審議時間を辞任問題で使うくらいなら、もっと前向きな議論をしてほしいってね」
   「あんたの言いたい事はわかるよ、けどね、こんな発言しる大臣の元では話し合えないわよ」
   「もうつまんない揚げ足取りしてる場合じゃないと僕は思うんだよ!」
   「どこが揚げ足なのよ!、大問題な発言なの!わかってないのはそっちじゃないの!」

   「確かに女性の皆さんが怒るのはわかる。けど、不正経理とかの方がよほどひどくないか?」
   「そんな事言い出したら、国会議員なんて全滅じゃないの?」
   「そうだよ、でもね、そういうのを選んだのは国民なんだよ」
   「はぁ~、そうだけど、マトモな人がいないんだから仕方ないじゃない」
   「それをいってしまうとね、こういう議論はむなしいね~(´・ω・`)ショボーン 」