郵政造反組、復党問題

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どうやら平沼議員以外は復党を自民党は認めるみたいだな。
ま、これを国民がどう捉えるかということだけど、
意識としては、自民党がどうこうよりも阿部総理に対する意識が変化しないか?


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061127-00000218-yom-pol
自民、平沼氏除く11人の復党内定…今週中にも決定

 自民党は27日夕の役員会で、郵政民営化に反対して自民党を離党した「造反組」の無所属衆院議員12人のうち、平沼赳夫・元経済産業相を除く11人の復党を認めることを内定した。

 12人は同日午前、そろって復党願を石原伸晃幹事長代理に提出したが、平沼氏は郵政民営化支持を表明した誓約書提出を見送った。自民党は今週中にも党紀委員会を開き、11人の復党を正式決定する。今回の復党決定に対しては有権者から賛否両論が出ることが予想され、今後の安倍首相の政権運営などに影響を与える可能性もある。

 平沼氏は27日午後、都内の個人事務所で会見し、「今後は無所属で頑張る。新党を作ったり、どこか(ほかの政党)に行くことはない」と述べ、当面、無所属で活動する意向を表明した。
(読売新聞) - 11月28日3時4分更新


まず、僕個人としては、この復党には反対である。
何が気に入らんかというと、まず時期の問題がある。
一つは参議院選挙対策の為というふうに見えるし、
さらに言えば前回総選挙で自民に投票した国民を馬鹿にしてるからだ!

今の選挙は議員に対する投票だけじゃなく、比例投票ってのがある。
ここで自民に入れた国民は、よくわからない郵政問題よりむしろ小泉支持だったからだと思う。
それは、古い自民を壊して、新しい自民に期待した部分があったからだろうと僕は思ってる。
造反組は、時勢も読めなかったし、政治家としての信念を訴えたのではなかったのか?

信念を訴えて、それでも当選した来たんだからそれはそれで頑張ったと思う。
それはいい。しかし、その信念が政党助成金の援助とかでひっくりかえるなら信念とは言えないな。
まして、あんな屈辱的な文を書いてまで復党したいというのは、政治家としてどうなのか?
民主主義は、ある意味、数は力であるという事だけど、こんな信念なき数合わせは支持などできんよ。

だいたい、参議院選挙で自民は負けるべきだと思ってる。
僕は、基本的に自民党に考え方も近いし、てか他にマトモな政党が皆無だから仕方ないけど
こういうのを見せられると、非常に気分が悪いな。
厚生労働省関連法案の数々が、その主な理由である。

障害者自立支援法を筆頭に、年金問題、医療費問題など、一つも支持できる法などないではないか!
さらに、すこし生活レベルのいいサラリーマン世帯に対する今後出てくる法とかもである。
こんな国民を苦しめる法案ばかりだしてるんだから、支持されなくなるのは当然だろう。
もう、国民は給料の手取りが減ってきてそれを確実に実感しだしている。

で、最近阿部内閣支持率が下がってきたというのを見るけど、これは錯覚にしか思えない。
最初に僕は、50%ちょい上と予想したけど、メディアは70近い数字を出した。
で、現在は50よりはあるけど、僕の見立てでは、40%だと思ってる。
最初から乖離してるからそうなるんだけど、僕は間違ってるとは思ってないんだな。

僕の周りの人の話を聞いても、とらのすけ世論調査のほうが、いつも正確だからだ。
この阿部内閣人事を見た時から、総理に与党(自民党公明党)に対する影響力を感じないもんね。
官房長官にこんな小物である塩崎氏を持ってきた時点で終わってるよ!
ま、参議院選挙の為に担がれた御輿だろうけど、復党させて負けたらどうなるんだろうかね?

政治家ってのは、理想を持って政策を実現しるようにしるんだけど、
そこには、揺ぎ無い信念がないと支持されないと思う。
それは、いいとか悪いとかじゃなく、そういう姿勢が大事だからだね。
復党組には、そういう信念を僕は感じないし、むしろ最低な人達だと思うな。

ま、これから衆議院議員の選挙区の問題とかも出てくるだろうし、総理がどう判断しるか?
自民党総裁というのは、TOPだけど、実際問題として阿部総理は傀儡みたいなもんだな。
国民は、どうしても小泉前総理とくらべるからね。

教育問題にしても、いじめの問題にしてもすべては中途半端にしか見えないな。
もっとリーダーシップを発揮しないと見捨てられるんじゃないかな!
ま、お手並み拝見中だからこれくらいにしとう(笑)