脳死判定40例目

脳死判定40例目というニュースなんだけど、まあ40例という数字は
40人の方々が脳死という人の死を受け入れられたという事であるわけで
ほんとにこれでいいのか?という思いも正直なところある。

実際、僕は総論として賛成なのか反対なのかいまだ決めきれずにいるんだけど
ほんとに難しい問題すぎて。。。
ただ関連する問題がありすぎると思うんだな。

純粋に臓器移植だけを考えるわけにいかない。臓器密売とか其処まで考えないと!
国によって経済格差はあるし法律もいろいろある。
いい面と悪い面があって秤にかけれない問題だからほんとに悩ましいところだ。
今はこの40人の方々のご冥福をお祈りしたいと思います。
そして臓器移植手術の成功を願いたいです。



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051013-00000316-yom-soci
浜松医科大で40例目の脳死判定…臓器移植へ

 静岡県浜松市の浜松医科大病院で脳の病気のため入院していた同県在住の成人女性が13日、脳死と判定された。臓器移植法に基づく脳死判定は40例目。脳死移植が行われれば39例目となる。

 脳死判定の実施は今年8例目で、1997年の法施行以来、過去最高だった2001年と並んだ。

 心臓は国立循環器病センター(大阪府)で40代の男性、肺は大阪大で10代の女性、肝臓は北海道大で50代の女性、すい臓と腎臓は同大で40代の男性、もう一つの腎臓は名古屋第二赤十字病院で50代の男性に、それぞれ移植される見通し。

 日本臓器移植ネットワークによると、家族の希望で女性の年齢や詳しい病名は公表しない。女性は03年3月に臓器提供意思表示カードに脳死での臓器提供の意思を表示。提供臓器として心臓、肺、肝臓、腎臓、すい臓、小腸に〇があり、「その他」の項目には「すべて」と記載されていた。本人と家族の署名もあった。

 今月12日午後8時50分、家族から脳死判定承諾書と臓器摘出承諾書を受領し、同日深夜から13日朝にかけて2回の法的脳死判定が行われた。家族からは心、肺、肝、腎、すい臓、小腸の提供の承諾を得たが、小腸は登録患者がいないため提供されない。

 14日未明から臓器摘出手術が開始され、同日午前中にはすべての摘出が終了する見込み。
(読売新聞) - 10月13日21時28分更新