臓器提供の意思44%

内閣府世論調査の結果が表題なんだけど、この数字をほんとに信じていいのか疑問だ。
以前にも書いてるけど、この44%の人は脳死と3徴候死(心停止・呼吸停止・瞳孔散大)の違いが
ちゃんとわかってるのだろうか?

いくつかのドラマでも取り上げられるし、メディアでも臓器移植問題などは報道されるからある程度の知識は国民は持ってるだろうと思うけど、ほんとの意味で理解してる人は一割いないのではないのか?
ま、それはよしとしても国会では改正臓器移植法はなかなか決まらない現実はどうなの?




http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20081108-OYT1T00639.htm?from=navr
臓器提供の意思44%、過去最高…カード普及はままならず

 内閣府は8日、「臓器移植に関する世論調査」の結果を発表した。脳死判定を受けた場合に臓器を提供する意思がある人は、前回2006年の調査より2ポイント増の44%で、1998年の調査開始以来、最高となった。

 ただ、臓器提供意思表示カードなどを所持している人は8%にとどまった。調査は9月、全国の20歳以上の男女3000人を対象に行い、回収率は59%だった。

 現在は認められていない15歳未満の子供の臓器提供については、「できるようにすべきだ」との回答が、前回より1ポイント増え、69%だった。15歳未満の子供が提供の是非について意思表示した場合の対応は、「家族らが判断する」との回答が44%と最も多かった。「本人の意思を尊重すべき」は26%、「本人は適正な判断をできず、家族らが判断することも適当ではない」が19%だった。

 15歳未満の子供の臓器提供については、臓器移植法の改正案3本が国会に提出されており、提供条件を緩和するかどうかが焦点となっている。
(2008年11月8日22時38分 読売新聞)