日経平均前日比874円81銭安、1ドル=111円台へ

これ今日の早朝にも一個書いてるんでその結果報告みたいなもんだけど
874円安というので収まったと見るべきか、ここまで下げて衝撃と見るかだけど
僕としては、これで収まったのならよかった部類だと思ってます。
まあ見方は人それぞれだからだけど、月曜日も心配だな~。。。

もともと日本の株式市場に対して僕はいい感情をもってないしね。
正直な意見を言えば、全然公平な市場だとは全然思ってない。
こういう値動きは為替の影響が大きいんだろうけど、それにしても日本はどこか変だな~!
NYが今夜にどうなるかで月曜日も大変だろうけどなるようになるだろう。

政治も不安定要因だし、日銀の動向とかいろいろ考える事はあるけど
なにもかもアメリカ次第なこの国はほんと~に情けないと思っちゃうよ。。。



http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070817it11.htm?from=top
日経平均1万5273円、1年ぶりに1万5300円割る

 17日の東京株式市場は、国内外の為替相場でドルやユーロに対する円高が急速に進んで輸出企業の利益が押し下げられるとの見方が広がり、3日連続で大幅に値下がりした。


 日経平均株価(225種)の終値は前日比874円81銭安の1万5273円68銭で、2000年4月17日以来、7年4か月ぶりの下げ幅となり、昨年8月7日以来、約1年ぶりに1万5300円を割り込んだ。

 東証株価指数(TOPIX)は同87・07ポイント低い1480・39で、日経平均とともに3日連続で今年の最安値を更新した。第1部の出来高は約29億4200万株で、93・9%の銘柄が値下がりした。

 市場には、米国の低所得者向け住宅融資(サブプライムローン)の焦げ付き問題の広がりに対する不安が高まるなか、好調な輸出企業の業績が株価の値下がりに歯止めをかけるという見方があった。

 しかし、円高の進行でこうしたシナリオが揺らぎ始めたことで、大幅な値下がりにつながった。
(2007年8月17日15時50分 読売新聞)







で、この為替がこんなに変動した要因は、ちょっと考えてみたけど阿部総理の発言っぽいな。。。
早朝に見て驚愕したけど、理由を考えると悪い事はちゃんと重なってるんだもんね。
古い記事だけど、サミット前の中央銀行蔵相会議でいじめられると思ったけど
全然何にも言われなかったというあたりからとっても違和感を感じてきたんだな。

公定歩合がありえないほど低い日銀の政策に関してだけど、つまりそういう事なんだなと思った。
ドルの基軸通貨としての信用不安(原油決済)や、アメリカ経済(サブプライム等)減速
イラクの戦費、双子の赤字とか普通に考えると、円は安すぎだもん。
政府も日銀も、景気対策の為に円安を是認してきたからね。

だけど、阿部総理の発言は額面通りには受け取れないと僕は思ってる。
日本経済は、全然よくなってないしむしろ悪くなってると思うし基盤もしっかりしてると思えない。
史上最高の景気というけど、いろいろ調べてみるとこういう結論になる。

それは、儲かったお金は経営陣と株主のみで配分して労働者に全然還元されてないからだ。
資本家は少数で、搾取される労働者のほうが圧倒的に多いに決まってるんだから
内需拡大なんて夢のまた夢だし、お金の流動性がよくならないんだからね。

地方ばら撒き政策をやめた自民が大敗し、地方ばら撒きを推し進める民主が大勝したのは何故?
地方の庶民の生活が苦しくてもう大変だからでしょ。
まあ政府や政治家・日銀も悪いけど、国民もみんな悪いんだから仕方ないよ。
もう日本は沈み行くドロ舟のような印象だな~。。。

あ、これは僕の感想なんでそうじゃないと思う方は、華麗にスルーしてくらはいね(^o^)





http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070817i111.htm?from=main1
東京円急騰、一時1ドル=111円台…約1年2か月ぶり

 17日の東京外国為替市場の円相場は午後4時5分ごろ、対ドルで1ドル=111円60銭と昨年6月5日以来、約1年2か月ぶりとなる1ドル=111円台まで上昇した。
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 対ユーロでも一時、1ユーロ=149円25銭まで上昇した。

 東京市場での大幅株安を材料に円が買われ、対ドル、対ユーロともに4営業日連続で急騰している。
(2007年8月17日16時41分 読売新聞)



8月20日AM0:17追記

http://www.sankei.co.jp/keizai/shijo/070818/shj070818001.htm
NY株 7営業日ぶり急反発 1万3079ドル

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 17日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、米連邦準備制度理事会FRB)の公定歩合引き下げ決定で買い安心感が広がり、7営業日ぶりに急反発した。今年3番目の上げ幅となる前日比233.30ドル高の1万3079.08ドルで取引を終え、3日ぶりに終値で1万3000ドルの大台を回復。欧州株式市場も急反発し、世界的な株安連鎖にひとまず歯止めがかかった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は53.96ポイント高の2505.03。

 ダウ平均は朝方の公定歩合引き下げ発表で、金融関連株を中心に幅広い銘柄が買われ、上げ幅は一時、321.90ドルに達した。



 土曜日の朝刊に、FRB公定歩合を下げたというのが一面トップになるのを見て驚いたけど
これは短期的には仕方ないかもしらんけど、長期的な面で考えるととっても不安になるな。
まあ当座はしのいだという事だろうけど、余計にこういう事した意味を考えるとちょっとな~。。。
あとは日銀がどうしるのかはちょっと見ものだな~と思うぞ。