イスラム世界、一斉に反発 聖戦批判のローマ法王発言

イメージ 1

イメージ 2

ローマ法王の発言というのは、とっても重いという事なんだけど、
それは日本の天皇陛下やイギリスのエリザベス女王のそれも同じである。
日本でも、先の日経の富田メモってのがあったし、
イギリスでもダイアナ妃の離婚問題の時の女王の言葉は、とっても重かった。

で、イスラム世界が一斉に反発しるほどの発言をしたと言うのは
誠に残念なことながら、失言では済まない影響があると思うな。
で、何を言ったのかが問題なんだけど、それのソースがこれ。


http://www.sankei.co.jp/news/060915/kok018.htm
イスラム世界、一斉に反発 聖戦批判のローマ法王発言

ローマ法王ベネディクト16世がイスラム教の「ジハード(聖戦)」を批判したとしてパキスタン下院が14日、全会一致で法王の発言を批判する決議を採択、エジプトに拠点を置くイスラム原理主義組織が法王に謝罪を要求するなど、イスラム世界に反発が一斉に広がっている。

 法王は12日のドイツでの演説で、聖戦で信仰を広めるイスラムの教えは「邪悪で残酷」と評したビザンチン帝国皇帝の発言を引用。「原理主義は(イスラム預言者ムハンマドの教えに反する」として、テロを行うイスラム原理主義者の宗教的根拠を否定した。

 ロイター通信によると、インドネシアに次ぐ世界第2位のイスラム教徒人口を抱えるパキスタンの下院は「法王の声明はイスラム教徒の感情を傷つけるもので(宗教による差別撤廃をうたった)国連憲章に違反する」との決議を全会一致で採択。インドネシアイスラム教団体指導者も「法王がイスラム教を正しく理解していないことが明白になった」と指摘した。

 エジプトの原理主義組織「ムスリム同胞団」最高指導者ムハンマド・マハディ・アキフ氏は14日の声明で、法王発言はイスラム教の正確な理解に基づいていないと批判し「宗教間の敵意をあおる発言についての謝罪」を要求した。

 イスラム諸国会議機構(OIC)も14日「イスラムに対するバチカンの新政策でないことを願う」との声明を発表。トルコのイスラム教指導者も同日、今年予定される法王のトルコ訪問を見直すよう求めた。(共同)

(09/15 23:02)



法皇にしてみれば、こういう反発をくらうとは思ってなかったんだと思うけど
ほんと~にこれは世界観の違いなんだと思うな。
だけど、イスラム教の皆さんには、絶対に許しがたい発言に当たるんだと思う。
これで、バチカンがどういう対応をしるかだけど、これ次第でますますえらい事になるかもだな。

ちょっと前にも、風刺画で大問題が起きたばかりだったし
さらにローマ法皇のこの発言という件。
もちろん中東のイスラエルとかイラン・イラクとかでのいろいろとかもあるし
バリ島・インド・インドネシアなんかでのテロの件とかもあるんだろうと思う。

宗教ってのは、ほんとに難しい問題だけに、これは簡単に収束しそうにないな~。
もう宗教をこえた宗教ってのができないと無理な予感がしるけど
そんなものが果たしてできるのか?とか考えるとお手上げだしな~。。。

もうだめぽだな~(´・ω・`)ショボーン