テポドン発射後の感想

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海外のメディアを始めとして、日本の新聞とかのサイトもざっとみたんだけど
僕が知りたいと思うことはどこにも書いてなかったな。
まあ、僕がおかしいのかメディアがおかしいのかどっちかだけど、しかたないな~。。。

で、何がそんなに知りたかったかだけど、
①もし、日本本土に着弾したらアメリカや西側の諸国はどうしたか?という事と
②日本政府は、着弾した時の対応はどうするつもりだったのか?という事だな。

あくまで、日本語ではミサイル発射(乱射)なんだけど、海外では試射(テスト)になってる。
だけど、北朝鮮次第では試射から本気に今後はいつ変更になっても驚けない。
僕は、撃つならテポドン2を1発だけだと完全にたかをくくってたというか
こんな撃ち方するとは全然思わなかったし、ほんとに恐怖を感じたくらいだ。

このときの(早朝から)政府の対応を見てると、極めて不可思議に思う。
例えば、アメリカなら大統領がまず国民に向けてメッセージを必ず発すると思うけど
阿部官房長官は、国民に向けてなんか言ったか?言ってないよね。
つまり、この時点でもうこの対応はだめぽだと僕には思える。

さらに着弾地点がドンドン日本から離れている事になってる。
これは国民にいたずらな不安を与えないようにだろうけど、あの位置ならロシアの領海だし
こんなのをあのプーチン大統領が見過ごす分けないと僕には思えるな。
どこの世界に自国の領海にミサイル打たれて怒らない元首がいるんだろうか?

日本政府は、国民の生命財産をちゃんと守るという意識に欠けてるように感じる。
憲法を始めとして、何も出来ない法体系なのはわかるけど、いざとなったときには
超法規的措置という選択ができないわけではないと思うんだな。
事実、ガイドラインには主体的には日本が事にあたるという事になってる。

要するに、日本が動かないと、アメリカは動かない。
その為には、どうしても政治決断がいる。もうなりふりかまわず国民を守るという選択をしても
国民はきっとだけど、その判断を支持しると思うんだな。
基地を攻撃しる爆弾は日本にはないんだから、ここで初めてアメリカの軍隊に頼むしかない!

今そこに明確なる脅威が存在してる事を僕達国民は身をもって体験したと思う。
事実、迎撃ミサイル配備に反対な沖縄市議会は態度を変化させてる。

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200607051700_01.html
沖縄市議会パトリオット抗議中止へ
北朝鮮情勢に伴い転換
 【沖縄】最新鋭の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の米軍嘉手納基地への配備問題で、沖縄市議会(浜比嘉勇議長)は五日午後、六月定例会最終本会議で抗議決議と意見書を審議する予定にしていたが、同日午前に発射された北朝鮮のミサイル問題が浮上したため、提案者の小浜守勝・基地に関する調査特別委員会委員長は「状況が変わった」として同議案を取りやめることを明らかにした。
 小浜委員長は「北朝鮮がミサイルを発射し、市民の安全が脅かされた現実がある以上、このミサイルを撃ち落とすパトリオットの配備を簡単に駄目だとは言い切れない」と述べた。同日午前の一般質問終了後に委員会で協議する。

 一方、東門美津子市長は「北朝鮮のミサイル発射がまだ、どういう状況か分からない中でコメントはできない。ただパトリオットの配備については反対だ」と述べた。

この市長の見解は僕には理解しがたいんだけど、こういう市長を選挙で選んだ市民は不幸だと思えるな。
ま、それはさておきだけど、韓国もこのどさくさにまぎれて竹島の海流調査をした。
中国も尖閣で似たような事をしてた。さらにロシアには事前にミサイル試射の件の連絡があったらしい。
これが事実なら、日本とアメリカにはロシアは教えてくれなかった事になる。

この結果を見て、日本は、やっぱりアメリカしか頼りになる国がない。
そのアメリカですら、日本国民の為に軍があるわけじゃなく、自国の国益のために存在してる。
お金だけ出して、リングにも上がらない日本を助ける道理はない。
日本が血を流す覚悟で戦ってこそ、お友達(同盟国)として参戦してくれるんだと僕は思う。

憲法9条なんて、僕はなんの価値もないと思ってる。
この精神は素晴らしいとは思うけど、わざわざ戦争放棄などと憲法に明記する必要はないと思う。
これのおかげでどれほど実害があるのか考えれば、そう思わざるを得ない。
拉致された人も助けられたし、中国に取られかけてる石油ガス田だってそうだし、竹島もだ。

もし、本土に上陸された時、敵の軍隊は信号で止まるだろうか?止まるわけないよね。
でも、自衛隊は信号で止まらないと、道路交通法違反になる。だから止まるんだよ。。。
ほんとアホみたいな話なんだけど、確かそうなってるはずだと記憶している。
ほんと~に僕達国民は、国家安全保障という問題を、一度ちゃんと考えるべきいい機会だと思う。

戦争は、戦力が均衡した時が一番起きやすい!それは、相手が勝てるかもと思うからね。
だけど、戦力が圧倒的なら攻められない。アメリカに面と向かって戦争しかけるとこない。
日本は海に守られてるからだいぶんマシだけど、今はミサイルがある時代だからね。
海は、ミサイルには無力だ。ほんとミサイルの種類(核・細菌)によっては1発で甚大な被害になる。

ほんとに明日また本物を打ち込まれるかもしれないという怖さを感じるな。
誰だって、防犯カメラ(偵察衛星)やサッシにシャッター(防空ミサイル)や2重ロック(艦船)は、
お金があったら自宅につけたいでしょう。さらに警報システム(アメリカ)とかもでしょ。
日本という国だって、僕はおなじ事だと思うんだな。

それでも、お家に侵入されたら撃退すべく戦うでしょ。それが自衛隊の仕事じゃない?
こっちから泥棒しにいく国民じゃないしね。戦う時にはなんでもありになるでしょ!
とにかく家族を守る為には、なりふり構ってられないしね。
国民の目が覚めたのなら、この北朝鮮のミサイルはそれなりに意義があったかもしれないな。